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【No.23】give in / give up – あきらめない

rsteve254 / Pixabay

give in / give up  あきらめない

「あきらめない」というと、ふつう“give up”がパッと出てきます。
似たような表現に“give in”があります。

一昨日、マドンナの新曲“Dark Ballet”のビデオが公開されました。
6月14日にリリースされるアルバム“Madam X”から5枚目にしてラストシングル。
この曲に“I won’t give in.(わたしはあきらめない)”というフレーズが出てくるんですよね。

“give up”と“give in”はどう違うのか。

“give up”は、これ以上やっても無理だから挑戦をやめること。
“give in”は、抵抗をやめる、戦いをやめること。
たとえば、「テロに屈する」なんてときは“give in”を使うんですね。

これまでにも自分が主人公ではない映画の挿入歌(たとえば『きっと忘れない』の“I’ll Remember ”とか007シリーズの“Die Another Day”とか『オースティン・パワーズ』の“Beautiful Stranger”のように)でさえ、これ以上ないくらい自分をフィーチャーしたビデオを作ってきたマドンナですが、本作にはほとんど登場しません。

マドンナの新作は4年ぶりですが、前作“Revel Heart”にも『ジャンヌ・ダルク』という曲があります。
たしかにこの曲で彼女は「わたしはまだジャンヌ・ダルクじゃない」と歌っていますが。

このビデオでマドンナの分身としてジャンヌを演じるのは、クィア・ラッパーのミッキー・ブランコ。
ジャンヌが当時、フランスを勝利に導きながらも、魔女として迫害を受けたことを、現代のLGBTQやマドンナ自身へのバッシングになぞらえてるんじゃないでしょうか。

マドンナは、先日オンエアされた“TODAY SHOW”で、ワールド・プライドの一環として行われるイベント「プライド・アイランド」のヘッドライナーを務めると発表されました。
こちらでは“To never give up hope(希望を捨てない)”と“give up”を使っています。
2回言っているので、大事なことなんですね!

“give up”も“give in”も、「そう簡単にはあきらめない」ことが前提で使われています。
「わー、雨だー、きょうは出かけるのをあきらめよう!」なんてときは、使うのを“あきらめ”ましょう(そんなときは“Oh,it’s raining! I can’t go to there. ”くらいが適切かと)。

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