人生は、クリエイティブ・ディレクション:50代からの「おしゃれの学校」

ファッション的「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」みたいな

ファッションにはいろんなテイストがあるわけですが、わたしにとってもっとも遠いのは“ガーリー”です。  
もちろん、天然の少女だった10代の頃までには、刺繍やアップリケのついたカーディガンなんかを着てました。
高校の家庭科の課題では、パフスリーブのワンピースをつくりましたし。  

ワンピースの出来そのものはよかったんです。
問題は、まったく似合わなかったことでありまして、「パフスリーブが世界一似合わない女」を拝命しました。
まあ、理由は簡単で、身長があって、肩幅がひろいからです。

こういうタイプがパフスリーブを着ると、ヘタするとフットボール選手みたいになるんですよ。  
仕方ないでしょ、課題だったんだから!  

ガーリー要素が似合いやすいのは、

1. 小柄(身長155cm以下)
2. 肩幅が普通、またはなで肩
3. 顔だちや体つきに丸みがある  

そんなわけで、グランフロント大阪で見かけた彼女が、ど真ん中です。

ガーリーだけど、モノトーンでまとめてるので、“大人かわいい”ですね。
靴がメンズっぽいところにセンスのよさを感じます。  

それにしても、いったい何歳まで“ガーリー”を着て、許されるのか。

これって、ガーリータイプの大人世代には、わりと由々しき問題かもしれません。
わたしには明確な基準があります。

「若づくりと言われたくない」
「イタいと思われたくない」 そう思うなら、やめておくこと。  
だって外見はいちばん外側の内面だから。  

「いい年齢なのに、こんな格好して・・・」 なんて戸惑いがあれば、やっぱり滲み出るんです。
滲み出たものはまわりに伝わります。
内面と一致する装いが着ていて気持ちも落ち着くし、ハッピーになれます。  

あなたをハッピーにしない服は、選んではいけないんです。  

まわりの目は気になるけど、諦めきれないなら、小物やバッグで取り入れるという方法もあります。  

そういえばガーリーの総本山、“Olive”が、雑誌“Ginza”の別冊として復刊しましたね。
ひとクセもふたクセもある“Olive”のかわいさにはオリジナリティがあって、自分には似合わないけど大好きです。
  スライド2
  “Olive”は、カルチャー系の情報も充実してました。
ガーリーってなんか儚げ、な印象ですが、“Olive”は媚びない感じでしたね。

山田詠美や中島らもの連載が楽しみでした。
復刊した特別号の表紙のスタイリングを見ても、ただかわいいだけじゃないのが伝わってきますよね。  

魅力的な男性には、どこか少年っぽさが残っています。 魅力的な女性は、ときに乙女の面影を感じさせます。  
それは演出してできることではなく、人間的な魅力の一部です・・・大人としての。

もし、どんなに年齢を重ねても、子どものような純粋さを失わないでいられたら、いくつになってもガーリーテイストを着こなせるかもしれません。  

そのためには、周囲にどう思われるかではなく、なによりもその服を着ている自分が心から楽しんでいること。  

そもそもね、子どもの頃って「こんな格好して、イタいって思われないかな」なーんて考えなかったでしょ。 「この服、好き!」と思ったら、着ていてうれしかったでしょ。  

だから、その姿を見るまわりの人たちをもハッピーにする、パワーにあふれていたんですよ。  

いまもそんなパワーがあるかどうか・・・。 おとなのガーリーは、けっこうハードル高いです。

 

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