所作が整えば、心も綺麗になるし、身のこなしも綺麗になる。

そういう人は、他人の目に「美しい人」として映るようになります。

何よりも、本人が清々しく生きることができ、心も強くなるのです。

—枡野 俊明

 

こんにちは。

アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

 

結婚したわけではありません。

いや、50代初婚の知人もいますので、適齢期のタイミングに年齢制限はないのですが。

 

えーと、その話じゃなくて、これはモデルスクール、センスのレッスンです。

テーマはドレスウォーキング。

 

ドレス選びのご相談を受けたとき、ドレスの扱いかたやそれにふさわしいふるまいをアドバイスできるようになりたくて受講しました。

それに加えて、わたしはダンスが趣味なので、ステージに立ったり、パーティで踊ることもあります。

 

なにより、日本一の(くどいようですが、こういうヒマなオタクは日本でひとりという意味ね)レッドカーペットウォッチャーとして、ドレスウォーキングについて知っておかなくちゃ!

 

と、趣味と実益を兼ねてとても楽しみにしていたレッスンでした。

 

講師は、現役モデルとして活躍されている久米瞳先生です。

一般の方が本格的なイヴニングドレスを着る機会といえば、結婚式やそれなりに格式のあるパーティでしょう。

いろいろなコンテストやイベントもあるし、わたしのように音楽や踊りが趣味なら、発表会やダンスパーティがあります。

 

最近は、手頃なお値段のドレスが増えています。

レンタルも充実してきました。

個性的なものがご希望でしたら、ヴィンテージという選択も。

 

と、いうことで服選びに困るとしたら。

「どれを選んでいいかわからないくらい、選択肢が多い」ということになります。

 

センスのいいお友だちがいれば相談すればいいし、プロが必要なら、わたしたちスタイリストがいます。

服はなんとかなります。

問題は、ウォーキングを含む、ドレスを着たときのふるまいです。

 

 

花嫁さんにはブライダルレッスン的なものがありますし、ミス・ユニバースなどの対策講座ならドレスウォーキングは必須です。

だけど残念ながら、一般の方向けに、教えてくれるところは現状ほとんどありません。

 

こういうドレスを着るということは、一世一代の晴れ舞台に決まっています。

写真をたくさん撮るし、おそらく誰かが動画を撮っているかもしれません。

そんなとき、できれば優雅な姿を残しておきたいですよね。

 

それでも、ドレスの裾を踏んだり、転んでしまうことはあるかもしれません。

あなたは完璧でもまわりの人に踏まれてしまうことも・・・

 

セレブだってこうだものー。

 

天然キャラが愛されるジェニファー・ローレンスは、第84回アカデミー賞授賞式レッドカーペットで、第85回では主演女優賞授賞のスピーチをするため、ステージに上がる際、階段で転倒。全世界約10億人が目撃。

 

2014年のMET GALAでのヘイデン・パネッティーアは、ドレスの裾に引っかかって尻もち。 

 

こちらは2011年。

カンヌ映画祭において開催された、恒例のナオミ・キャンベルによるチャリティ・ファッションショー ”Fashion For Reliaf”。

ステージに日の丸が掲げられているのは、その年のターゲットが東日本大震災の被災者だったため。

このショーで注目を浴びたのが、何度もドレスの裾を踏んで転倒したリンジー・ウィクソン。

ナオミといえば1993年、ヴィヴィアン・ウエストウッドの10インチ・スーパーヒールで転倒したことがあまりに有名だけれど、完全に食っちゃいましたねぇ。

 

プロでも転ぶ。

ドラマ“SEX and the CITY”でも、キャリーがファッションショーのランウェイで転倒しながらも立ち上がって歩くシーンが印象的なエピソード、“素顔のままで(第4シーズン)”はよくベストエピソードに選ばれますよね。

 

みんな人間的でほっとします。

 

ドレスの裾さばきや美しい歩きかたは、着てみなければ感覚はつかめません。

布が何枚も重なっているし、足もとが見えなくて不安です。

 

このレッスンでは、実際にドレスを試着したうえで、

ドレスならではの、

 

・着くずれしないチェックポイント

・美しい待機姿勢

・美しい歩きかた

・ドレスを着たときのアピールのしかた

・話さなくても目や動作でメッセージを伝える方法

 

などを学びました。

 

大きくふくらんだドレスでもパニエがあるものなら、脚とスカートの間に空間ができるので、見ためほど歩きにくくありません。

細身のドレスのほうが、踏んでしまいやすいんです。

あのヘレン・ミレンでさえそうなんだから!

 

 

動画は今年のベルリン映画祭のひとこま。

この後、記者団に対し、これを自虐ネタ的なジョークにして、笑いをとったそうです。

ミスを印象アップにつなげるところがさすが!

転んでも上品でユーモアありとメディアも好意的でした。

 

こういう非日常空間で、いかに美しく、適切にふるまうか。

もし転んでも、裾を踏んでも黒歴史になるどころか、愛されキャラになれるのか。

 

じつは、当日だけの問題ではありません。

 

ふだんから余裕をもって動けるよう、ウォーキングの基礎を身につけておくことが大事なんです。

しっかりした土台があるから、ドレスの大きさに合わせた大きな動きを上乗せしていけるんですよね。

 

もうひとつは、美しいドレス姿を見せて、お客さまに楽しんでいただくという気持ちを大事にすること。

サービス精神の一種ですね。

 

ハッピーな気持ちをおすそわけして、まわりのひとたちもハッピーにする。

それは、ドレスアップしたひとの務めです!

 

ハッピーな気持ちは伝染するので、照れないで堂々としましょう。

照れると、見ているほうが気まずくなってしまうので。

 

マインドの部分が学べて、実践もしっかりできる、めっちゃコストパフォーマンスのいいレッスンでした!

 

さて。

7月のレッスンに参加できなかったみなさんに朗報があります!

 

8月23日に、2回めが開催されます!

 

くわしくはこちら

(リンク先は今回のご案内です。8月のレッスンが公表されたら、改めてお知らせします)

 

わたしも参加予定です。

ご一緒にいかがですか。

 

では、本日もアドバンストな一日を。