わたしはすべてを与えることはできない
—デヴィッド・ボウイ
(“I Can’t Give Everything Away”アルバム“★(ブラックスター)”より)

 

デヴィッド・ボウイが亡くなりました。

ボウイは、これまで何度も変容してきました。

集大成を思わせる前作に比べ、“★(Blackstar)”は、まったく新しいスタイルへの挑戦でした。

70代を目前に、また新たなエポックが築かれました。

 

▲1/11、facebookに投稿されたトニー・ヴィスコンティの追悼コメント

 

新作は遺作だったんですね。

あきらかに死を意識してレコーディングしていたことがわかります。

トニー・ヴィスコンティは長年の友人であり、“★(Blackstar)”のプロデューサーでもありました。

「その死も彼の人生とおなじようにアートだった」という表現は、正鵠を射ていると思います。

年代記的にベスト10が選べたらいいなと思ったけど、とても無理。

とにかくきょうは彼のアルバムをノンストッップで(いつも聴いてるけど)聴きつづけています。

 













 “★”のラストナンバーは、
“I Cant Give Everithing Away”。

遺言のようです…

 

死の直前まで、創作意欲が衰えなかったこと。

生きる意欲を失わなかったこと。

最後の瞬間まで、ひとは前向きに生きることができると示してくれました。

 

地球に落ちてきたきた男は、リリースを見届けるようなタイミングで、再び宇宙に旅立っていきました。

 

本日もアドバンストな一日を。