人生は、クリエイティブ・ディレクション:50代からの「おしゃれの学校」

PROJECT RED DRESS 60+ 還暦に赤いイブニングドレスを

いつの頃からか、高齢化社会がバラ色だったらいいのにと考えるようになりました。

理由は明白で、必ずじぶんも高齢者になるからです。
残念ながら、いまの日本社会は「若さ万歳!」「若い=キレイ」という志向が圧倒的。

もちろん、ココロもカラダも、若々しさを保つのはたいせつなことだと考えます。
「老化万歳!」などと心にもないことを言うつもりはありません。

とはいえ、いまの日本社会は成熟の価値をあまりにも軽んじています。
年齢を重ねることでしか得られない美しさもあるのに、若く見せるためだけに躍起になるのは愚かです。

ただ、それもやむなしと感じざるをえないないのは、これまでステキな先輩が少なかったことでしょう。

最近になって草笛光子さんやチームセサミのみなさん、デザイナーの島田順子さん、近藤サトさんなど、グレイヘアが美しい著名人が注目されるようになってきました。
グレイヘアならではの着こなしを紹介するスタイルブックも登場しています。


彼女たちが美しいのは、老いとうまくつきあえているからでしょう。
いつまでも「女子」にしがみつかず、「オバサン」に逃げず、いっしょに粋なおとなの女をめざしませんか。

人生100年時代。
50歳でようやく半分となると、ただ老いにまかせて生きるには長すぎます。

ではどうすればいいのでしょうか。


その前に、このリサーチをご覧ください。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社がTカード会員(男女1,525名)に対して実施した『幸せに関するアンケート調査』の結果です。


グラフ出典:PRTimes(「『幸せに関するアンケート調査』 日本人の幸せの転機は60代にやってくる!?最も幸福感の平均値が高いのは、60代以上の男女」より)


これによると、男女ともに60代以上が幸福感の平均値が高い年代であることがわかります。
つまり、当事者は案外、しあわせなんですよね。

わたしの母は88歳ですが、脚を悪くしたり、前ほど自由に動けなかったりするものの「人生でいまがいちばん幸せ」といいます。

ひとつは、いまの高齢者は、年金制度などまだ充実している世代なんですね。


それと、自分の身の丈がわかってきているので、必要以上に多くのものを求めなくても満たされていて、周囲に感謝できるからではないかとおもいます。

まあでも、わたしたち昭和35年うまれあたりが年金制度の元がとれる分水嶺などといわれています。

これからは、はたらかざる高齢者には厳しい未来が待っている可能性も考えられます。


で、これらを含めて「どうすればいいか」について、わたしなりの考えを書きます。

ひとつは、なるべくたのしく、長くはたらきつづけること。
はたらくペースは落としても、社会とのかかわりは持ち続ける。

若い人とも積極的に交流するほうがいいと考えます。

でも、そこで昔の流儀を振りかざすのではなく、若いひとにもどんどん教えを乞い、彼らが不足している経験をフォローする。

職業をもっていない専業主婦も、ボランティアなどで社会とのかかわりを失わないことです。
SNSだけじゃなく、リアルな人との交流が大事。

そしてコミュニケーションの手段のひとつとして「おしゃれ」を活用する。
服は黙っていても、じぶんが何者かを語ってくれる。

個性的な人は個性的な服や着こなしをするし、従順な人はまわりに適応する服を着る。
わかりやすい。

日本では還暦になると、干支が一周するので、赤ちゃんにかえって赤いちゃんちゃんこを贈る習わしがありますよね(赤には魔除けの意味がある)。

女性は赤いちゃんちゃんこを着て、子どもがえりしてる場合じゃないですよ。
赤いイブニングドレスを着て、まだまだこれからひと花咲かせられることを見てもらいましょう。

60歳になったら、赤いイブニングドレスを着るってどうですか?

“Project Red Dress 60”、イメージビジュアル作ってみた↓。


20代、30代の後輩に、60歳になったら赤いイブニングドレスを着るのが楽しみと言ってもらえるように。

まずはじぶんからそうしたいとおもっています。
じつはドレスはもう買ってる(笑)。

人生最後の野望は、「60歳になったら、赤いイブニングドレス」を日本女性のスタンダードにすること。

賛同者を募ります。
ぜひ一緒にランウェイを歩きましょう。


今年から、そのための準備をすこしずつつ進めていきます。

まずは、9月16日の「京都プラチナコレクション」にお越しください。
20代から70代、80代の素敵な先輩がランウェイを歩く予定です。

ぜひ、会場でお目にかかりましょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください