人生は、クリエイティブ・ディレクション。

マルチ・ポテンシャライトのイノベーションの起こし方

たくさんのことに興味があって、なかなかひとつに絞れなかった人は、“マルチ・ポテンシャライト”だったと知って「まさに自分のことだ!」と思ったはず。

わたしはそうでした。

名前があったことで安心できました。
まるで、存在が許されたかのように。

まあね、名前があろうとなかろうと、そういう生き方しかできないから、そうしてたわけだけど。
問題は、そんな自分の能力をどう活かすかということ。

くどいようだけど、マルチ・ポテンシャライトの提唱者、エミリー・ワプニックが図示したこれ↓。

画像出典:TED


「興味の交差点でイノベーションは起こる」

興味の交差点とは、他人から見たらバラバラだけど、自分にとっては共通性のあるテーマ

上の図はわかりやすく2つだけど、マルチ・ポテンシャライトの場合、2つで収まる人はもしかしたら少数派なのかも。

たとえば、エミリーの場合、音楽、アート、映画制作、法律を学んでいます。

実際のところは、こんな図になるはず↓。


 FIELD#1〜#5まで作ってみました。 自分ならどうなるか。

そこを言語化できるといいですよね。 で、これについてはひとつヒントがあります。

「縦割り」とか「セクショナリズム」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
日本の省庁や組織の悪しきあり方として紹介されることが多い。

お役所に行ったら、書類1枚もらうのにたらい回しにされたり、企業のカスタマーセンターに電話したら、電話口に出る人が替わるたびに最初から説明したりとかいう、あれ。

でも、メリットもあるんですね。 部署ごとに専門性が高く、トップダウンで組織が動くから、部署内でのミスは少なくなる。
反面、横の連携が悪く、同じ社内と思えないほど部署ごとに風土が違ったり、トラブルがあった場合、責任のなすりつけあいが起こったり。
「タコツボ化」なんて言ったりもします。

縦割りで専門性を高めつつ、各部署を横断する仕組みもあるといいですよね。
これを「横串を通す」などと言います。

まだ少ないけど、企業や組織のなかではそういう仕組みを取り入れはじめているところも。

ちょっと昔の記事で恐縮だけど、2011年、福地茂雄NHK会長のインタビュー。 福地会長(取材当時)は、NHKの組織改革のため、横のコミュニケーションをよくすることを考え、積極的に部門横断的な人事を取り入れました。
これが功を奏して、チームの自主的なコラボが活発に行われるようになっていわれています。

「たとえば大河ドラマ『篤姫』の制作チームと教育テレビの番組『おしゃれ工房』のチームが協力し合って、『江戸の女性 きれいを磨く!』という新しい番組をつくりました」(縦軸組織に横串を通す「キャリアの複線化」-NHK会長(2):プレジデントオンライン)


女性(姫)が主人公の大河ドラマ(歴史)と趣味・実用番組(おしゃれ)、興味の交差点からうまれたイノベーションーそれが『江戸の女性 きれいを磨く!』。
これを個人に置き換えて考えてみましょう。

自分だけの「あれ」と「これ」に横串を通してみて。



たとえば、エミリーの興味ー音楽、アート、映画制作、法律の横串はなにか。

彼女はクリエイティブなことに興味があるのはわかるよね。
法律というのが異質だけど、4つを結ぶ彼女なりのなにかがあるはず。

クリエイティブって、自由なようだけど、多くの人が感じる美しさには秩序と法則性がある(だからこそ、それを壊すことでうまれる美しさもある)。

クリエイターのなかには、ものをつくるのことが好きな職人タイプもいれば、仕組みづくりや体系づくりが得意なオーガナイザータイプもいる。

きっちり分かれるわけではないけど、エミリーには後者の要素を強く感じます。  
クリエイターにはいろいろな能力や感覚が必要。

クリエイティブな作業のどの部分に強く惹かれているかを掘り下げ、ほかに興味がある分野との共通項をさぐっていけば、自分だけの興味の交差点、「横串」を通すポイントが見えてくるはず。

わたしにとっては、ファッションのスタイリングもグラフィックのイメージづくりも“美しい世界観の構築”というひとつのキーワードで結ばれています。
スタイリングもデザインも、わたしにとっては同じアタマの使い方をします。 そ
れがわたしの興味の交差点であり、横串。 キャッチフレーズはこれ↓。

「あなたの強みを光らせるのが、わたしの強み」

たとえばファッションとブログは別々ではありません。
どちらもパーソナルブランドの一部。

ファッションをスタイリストやイメージコンサルタントに。
ブログやスライド、名刺のデザインをデザイナーやコピーライターに。
バラバラに頼んでもいいけど、わたしならワンストップで実現できる(コンサルも1回ですむ。笑)。  

宇宙ビジョン作家・人響三九楽(ひびきさくら)さんの新しいブログヘッダーとスタイリングを担当させていただきました。
三九楽さんのブログはこちらから。



三九楽さんもブログも、これからどんどん進化するので、どうぞお楽しみに!  
ファッションで、デザインツールやプレゼンで、「あなたの強みの光らせ方」を紹介していきます。



来週は、映画バル『クレイジー・リッチ!』を開催。
では、本日もアドバンストな1日を。


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