人生は、クリエイティブ・ディレクション:50代からの「おしゃれの学校」

マルチ・ポテンシャライトの“ポテンシャル”って?

この記事がアメブロの公式ハッシュタグ広報で1位になりました。
(※初回投稿時はアメブロに掲載。現在は移転して、この記事はありません)

ありがとうございます。

マルチ・ポテンシャライトという存在に、勇気をもらったのはわたしだけではないはず。

英語でもやや発音しにくいこの単語が、一時の流行で消えてしまわないことを強く、強く望みます。

世に出てまだ間もない言葉なので、間違って認識されていないか、検証してみました。  
まずはこの本から、“マルチ・ポテンシャライト”の定義を確認。



多くのことに興味を持ち創造を追求する人」

日本では9月に出版されたばかり。

すでにレビューや“マルチ・ポテンシャライト”をタイトルに入れたブログなどが散見されます。
大半は、自分もマルチ・ポテンシャライトで、この考え方に救われたと感じて書いている人のもので、安堵や共感が伝わってきます。

問題はマーケティング的な視点や目的で書かれているもの。
個人攻撃をするつもりはないので、問題点だけをあげてみます。


1.マルチ・ポテンシャライトになるには?

こんな書き方には疑問を感じますね。
マルチ・ポテンシャライトは職業でもなければ、役職でもありません。
“あり方”が近い。

好奇心旺盛で、やりたいことをどうしてもひとつに絞れないのは、性分だからです。
本来、どれかひとつに絞って専門家としてブランディングするほうがアピールしやすく、マネタイズもしやすいに決まっています。

それができないから悩むんですよ。
わたしはスタイリングの仕事を始めたとき、“スタイリスト”の名刺をつくりましたが、どうしてもなじめませんでした。

最初は不慣れなせいかと思いました。
でも、半年経っても1年たっても違和感ばかりが募るんです。

どうして?。
スタイリングの仕事は好きだし、これからも続けるけれど、もっと幅広く活動をしているから、スタイリストの範疇に収まりきらなんです。

そういう意味では純粋なスタイリストではないけど、クライアントのコンテスト入賞率8割からみて、スタイリングのスキルが劣るとは思わない。

「スタイリスト」、あるいは「イメージ・コンサルタント」と言い切れたら、どんなによかったか。
そういうことに、ある日、気づいてしまったんです。
マルチ・ポテンシャライトは、めざしてなるものではなく、なりたくてなるものでもない。
気がついたら、そうなっているものなのだと。


  2.マルチ・ポテンシャライトになって稼ぐ、成功する?

出た(笑)。

どんな職業でも稼いでいる人とそうでない人がいます。
儲けるのが目的なら、現状、マルチ・ポテンシャライトよりスペシャリストをめざしたほうがいい。

そのほうが断然手っ取り早い。

成功事例がたくさんあるし、ノウハウも確立しています。


3. マルチ・ポテンシャライトは器用貧乏?

自分の強みに気づいていない人のなかには、単に器用貧乏だと思い込んでいる人もいます。

器用貧乏のなかには、これからスペシャリストにもマルチポテンシャライトに
もなりうる人がいます。

たくさんの興味のなかからひとつに集中して、スペシャリストになることは不可能でしょうか。
自信が持てなくて迷っているだけで、器用貧乏に逃げてはいないでしょうか。

たしかに器用貧乏な人はマルチ・ポテンシャライトの可能性が高い。
とはいえ、エミリーが言う、興味の交差点にあるものを見つけて、そこを発展させることができなければ、単に器用貧乏のまま終わります。


動画キャプチャ:TEDより

マルチ・ポテンシャライトを器用貧乏の口実にするのは、エミリーの本意ではないでしょう。


  4.マルチ・ポテンシャライトは何事も長続きしない

そういう人もいるでしょうが、すべてではありません。

長続きとは、いったいどのくらいの期間をさすのでしょう。
わたしはクリエイティブ関係の仕事を35年以上やっています。
スタイリングの仕事は名刺を持って4年ですが、パーソナルカラーの養成講座を出たのは90年代。

これでも長続きしないと言う人は、きっとわたしよりキャリアが長いんでしょう。

マルチポテンシャライトは、言葉こそ新しいけれど、存在そのものは新しいわけではありません。
名称がなかったので、知られていなかったという方が近い。

すでにマルチ・タレントとして活躍している人はおおくいます。

これまで器用貧乏ではないかと悩んでいた人は、スペシャリストにならなければという呪縛が解け、自分に自信が持てるようになるでしょう。
もう肩身の狭い思いをしなくていい。

「ひとつに絞れ」と言われたら「わたしはマルチ・ポテンシャライトだから」と言えばいいのだから。

ただ、そこから先はエミリーが提示したいくつかの方法、あるいはまた違う方法で自分を活かし方を模索することになるでしょう。
大丈夫、うまくいってもいかなくても、決して無駄にはなりません。

どんな経験も、後に続く人たちのヒントになるでしょう。
いつかスペシャリストを対象にしているのと同じだけ、マルチ・ポテンシャライトを対象にしたキャリアコンサルタントが活躍する日が来るかも。 あなたもその一人かもしれませんね。

では、本日もアドバンストな1日を。


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