人生は、クリエイティブ・ディレクション:50代からの「おしゃれの学校」

ブランドを着るな、ブランドになれ

「ブランドを着るな、ブランドになれ」なーんて威勢がいいですが、ブランド大好きです。


いわゆるDCブランド世代で、ブランドを知り、着ることでおしゃれ感覚を磨いてきた面もあります。
時代をひらくクリエイティヴィティ、ものづくりに対する姿勢、創業者の立身出世物語に、たくさん学びました。

ひとはなぜブランド品を持ちたがるのか

お値段もお値段なので、ゲットするにはそれなりの経済力も必要。
ハイブランドを持つことは、自分がそれにふさわしい証―と考えるひとが多いのも頷けます。


シャネルでもグッチでもルイ・ヴィトンでも、よく売れるのは“わかりやすい”商品です。

ちいさなロゴがいっぱいついている。

デッカいロゴがドーン!とついている。

誰が見ても「それ!」とわかるド定番。

モチーフがキラキラ光ってる…

qiye / Pixabay

アラン・ドロンが映画監督・ルキノ・ヴィスコンティの付き人だった頃、“LV”のイニシャルが入った大量のバッグを見て、「貴族は自分のイニシャルを入れたバッグをオーダーするのか、いつかお金持ちになって自分も…」と決意したエピソードがあります。

当時、ヴィトンはまだ有名ではありませんでした。

そう、ブランドがすべて有名とは限りません。
無名だけど、いいブランドいっぱいあります。

でも、見ればすぐわかる、わかりやすいブランドを持つことで、ひとはそのブランドの力を借りようとします。

自分の名まえに、ほかのブランドをのせる。
ブランドを着るって、そういうことです。


だからこそ、着てるブランドに負けちゃいけない。

着こなしてる、似合ってる、使いこなしてナンボ。

ヴィスコンティがヴィトンを持ってる人じゃなく、自分のイニシャル入りバッグをオーダーできる人、と思われたのは、ある意味で正しいブランド活用です。

ハイブランドの真髄

創業100年以上の老舗とか、世界的な一流ブランドには歴史と伝統があります。

身につけるとき、使うとき、背景や約束ごとを知っておいてほしい。
なぜなら、おしゃれの実力は経験値にあらわれるからです。

経験って10年なら10年かけないとダメだと思いますよね。
足りない年数は、知識と情報量で補えます(プロに頼るという裏技もある)。

直営などの正規店舗で購入すると、お店の方から直接、伺うことできます。
このやりとりが楽しい。

ハイブランドの接客には、サービスだけではなく、ブランドの伝道師としての役割があります。
正規店舗で購入すると、情報満載のカードやブックレットがついてきたり。

ハイブランドの価格はそうしたサービスも込みなんです。
オークションや中古店で購入すると、最もそのブランドらしい真髄の部分が体験できません。

知識や情報といえば、エルメスやヴィトン、ディオールなどはブランドコンセプトに沿った企画展の水準が高く、展示内容が素晴らしいことでも有名です。

企画展には無料のものも多数あります。

なぜ、そこまでしてブランドの価値を伝えようとするのか。

その世界観にふれれば、そのブランドをもっと好きになりますよ。

スライド05

映画もぜひ観てください。

シャネル、サン=ローラン、ディオールなど、ドキュメンタリーやドラマがたくさん制作されています。DVDやBRも出ているし、ネットフリックスでもアマゾンでも観られます。

着るだけではカッコよくなれない 

ハイブランドのものは、パーティドレスやジュエリーなど晴れ舞台で身につけるものだけでなく、実用品もたくさんあります。

ありがたがらないで、無造作に使い倒すこと。
でも、お手入れはしっかりすること。

革、シルバーなど、年を経ると使い込んだ味わいが出てきます。
傷すらいい想い出に。

修理もしてくれますが、壊れるときは壊れます。
服など移染や色落ちもします。

ヨーロッパでは空気が乾燥していて、日本ほど洗濯をしません。

クリーニング店に持ち込むと、ちょっとイヤな顔をされることも(笑)。

高いから丈夫で長もちなんて発想は捨てましょう。
値段と丈夫さは案外、比例しません。

それでいいわ、という心境でなければサラリと着こなせません。


すごくおしゃれで、自分に自信があるひとは、ぱっと見にはわかりにくいブランド品を身につけてます。
料亭で靴を脱いだら、グッチのスリッポンだった、みたいな。

そのひとがカッコよく見えるのは、グッチの靴のせいじゃなく、そのひとがカッコいいからですね。
ブランドを着るんじゃなく、そのひとがブランドになるってそういうイメージです。 

伝わってます?(藤村正宏ふうに)

ErikaB / Pixabay

ありがたいことに日本は階級社会ではないので、お金があればほしいものが買えます。

そのせいか、フォーマルパーティなどでバッグや靴など間違った使いかたをしている方を見かけます。

わかるひとはわかったうえで見過ごしてくれる優しい日本社会ですが、あなたには「わかってるひと」の側であってほしいです。


それには自分自身がまず“ブランド”であること。

難しいことじゃなく、「わたしは◯◯なひと」と自分で決めて、それがまわりにも伝わり、認められるようになることです。

 

変わりたいけど、どうしていいかわからない!

奥の手=プロに丸投げしたい方は、お手伝いします(画像をクリックするとメニューに飛びます)↓。




では、本日もアドバンストな一日を。

 

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