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頑張らないことは正しいのか〜『いだてん〜東京オリムピック噺〜』第19回箱根駅伝

画像キャプチャ:NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』公式サイト

 

 

大河ドラマ『いだてん』ブログをお送りしています。

第19回、次のオリンピックに向け、後進の育成に励む四三。

でも、四三と弟子たちの力量差は大きく…。

ドラマそのものも語り手がリレーする“駅伝”形式をとったユニークな構成でした。
森山未來が二度出てきたときはびっくりしましたが、志ん生の息子という設定とは。

いろいろ手を変え、品を変えてくるなあ。

『いだてん』のインスタにその裏話が載っていました↓。

<あらすじ>

フランスのクーベルタンから治五郎(役所広司)に届いた手紙には、ストックホルムから8年ぶりにアントワープオリンピックが開催されるニュースが書かれていた。新しい「箱根駅伝」の構想に力を注ぐ四三(中村勘九郎)だったが、やはりオリンピック開催こそ待ち望んだもの。遠い熊本で離れて子育てに励むスヤ(綾瀬はるか)を訪ね、次こそ金メダルをとって引退し、家族と暮らす約束をする。しかし実は、前回、死亡者を出したマラソンは正式種目に含まれていなかった。「箱根駅伝」がオリンピック代表選手の選考を兼ねて開催され、大盛り上がりを見せるなか、治五郎はクーベルタンにマラソンの復活を訴える。

NHK公式サイトより)

スポーツは勝敗の結果だけでなく、そのプロセスもまた見るひとを感動させます。

ドラマでは選手たちの奮闘がナマで駅伝を観た体協委員たちの心を動かし、マラソンのオリンピック復活に向け、大きく進展しました。

人の感情が動くのは試練と向き合い、克服していくプロセスがあるからです。

すんなりとうまくいったらドラマになりません。

まあでも、ドラマだからいいのであって、現実問題として自分に難題が降りかかると厄介です。

そのせいか、最近、自己啓発系の本やセミナーでは「頑張りなしで成功する」とか「努力しないで稼ぐ」的なタイトルが大流行。

ただし、それって「(方向を間違った)頑張りなしで成功する」「(無駄な)努力をしないで稼ぐ」など、( )の部分が省略されているだけですよね。

「努力しない」「頑張らない」は、それが大好きだったり、夢中になっているから、努力や頑張りと意識してないだけのこと。

 

黒豆のない正月がないように、マラソンのないオリンピックはなく、努力なくして得るものなしでありますよ。

【今回のタイトル:箱根駅伝】

駅伝が日本発祥だというのは、うっすら知っていました(競技名が“EKIDEN”と英語化されているため)。

四三が考案にかかわり、第一回箱根駅伝開催に尽力していたとは知りませんでした。

今回の大河は、主人公の知名度がない、教科書に載るような偉人ではないなど散々ですが、日本のスポーツの歴史をつくってきたのが、身近な(一見)ふつうの人ってすごくないですか。

土曜のくまもとフェアでもらった金栗四三ガイド↓。

 

では、本日もアドバンストな1日を。

 

 

1日ひとつ、すぐに使える(学校では教えない)英語の生きた表現を。

本日は嘉納治五郎さんがドラマで絶叫した、これ↓。

 

【本日のワンフレーズ】  No A, no B. 「AのないBなんて」

AとBに入れる単語を入れ替えたら、いろんなことが言えます。
今回の『いだてん』では、“No marathon, no olympic!”というフレーズが出てきました。
この言い回しは、古くからある英語のことわざのひとつ“No pain,no gain”が出典です。
80年代に大ヒットしたワークアウトビデオで女優のジェーン・フォンダが “No pain, no gain.(痛みなくして得るものなし)”をキャッチフレーズ的に使って大流行しました。
英語としては韻を踏んでいるところがいいんですよね。
最も古い記述は2世紀頃のユダヤ教の聖典「ピルケー・アーボード」まで遡るようです。
日本で有名になったきっかけは、タワーレコードのコーポレートボイス“No music, no life”でしょう。
「〜なしじゃ生きられない」、そんなふうに言い切れるなにかがある人生はしあわせですね。

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