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なりたい“あなた”をプロデュースする、やまだみゆきです。

 

講座の宿題で、これは強制ではないのですが、月に1本は劇場に映画を観に行ってくださいね、と言っています。

 

まあ、作品を鑑賞するだけならレンタルでもCATVでもいいんですが。

わざわざ劇場に行く。

そのためになにを着ようか考えたり、観たあとはお茶を飲みつつ、感じたことを反芻したり。

そういうのも含めて“映画に行く”、なんです。

ひとりでもいいし、誰かといっしょでもいい。

イベントとしてやってみてほしいんですね。

  

美術館でもライブハウスでも劇場でも、基本の考えかたはおなじ。

日常のなかに、非日常な部分を感じたいなら、映画がいちばん手っ取り早い。

時代も場所も、まったく違うところに気軽に行けます。

 

ダビデ像の瞳孔がハート型だったと映画を観て気づいた。ミケランジェロ ダビデ像 Michelangelo’s David, 1501-1504, Galleria dell’Accademia (Florence) gavilla / Pixabay

 

わたしはフィレンツェに行ったことがありません。

行ったことがあるひとに言わせると、フィレンツェは“街そのものが美術館”なんだそうです(“屋根のない博物館”という別名もある)。

いや、それを言うならローマだって、ヴァチカンだって、パリだってそうだったよ、と言い返したくなります。

 

彼に言わせれば、ローマやヴァチカンやパリに行ったことがあるひとからすると、フィレンツェはすこし無愛想なんだそうです。

フィレンツェ中央駅前などは意外と殺風景で、初めて訪れたときはちょっとガッカリしたとか。

ただ、これまで美術書で見ていた作品が、どれもごくあたりまえに教会の壁面に掛けられているのに気づいて驚愕したといいます。

 

「マザッチオの『聖三位一体』がサンタ・マリア・ノヴェッラの壁に掛かってるんだ。

ケースに入っているわけでもなく、作品の前に警備員が立ってるわけでもなくね。

最初は模写かと思ったよ。

美術品は美術館にあるものだと思ってた」

 

おまけに、この映画に登場する絵画、彫刻の名品と建築の数々は、巨大なルーブル美術館におさまるほどの狭いエリアに密集していて、スケール的にも“街ぜんたいが美術館”という感覚だったそうです。

 

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Sandro Botticelli – La nascita di Venere – Google Art Project 画像出典:wikipwdia(ヴィーナスの誕生)

 

このフィレンツェをフィレンツェたらしめたのは、映画のガイド役として登場する、ロレンツォ・デ・メディチ。

なぜか現代的なチョイ悪オヤジ風のスタイルで登場(演じるサイモン・メレルズはイギリス人)。

フィレンツェの街と美術に寄せる想いを語りながら、映画は進行します。

 

彼の死とともにフィレンツェの栄華もいったんは幕をおろします。

美術品はもちろんすばらしいのですが、フィレンツェの街の空撮もまた圧巻です。

 

Samueles / Pixabay

 

ドゥオモより高い建築物はいまなお建つことなく、壁面も屋根もおなじ色、材質で統一され、秩序ある景観美が500年以上保たれているわけですから。

街ごと世界遺産になるわけです。

 

ロレンツォの死後数百年にもわたって、街の人びとがフィレンツェのなにを守ろうとしているのか。

それは多くの都市では失われてしまったものかもしれません。

そういう奇跡をまのあたりにするのもまた、映画ならではです。 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

※映画オフィシャルサイトはこちらから

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。