外見は自分だけのものではない。

—長谷部 誠

 

こんにちは。

アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

ファッションセミナーをするとき、広告制作会社にいた頃から使っていたパワーポイントのスキルが、こんなに役立つとは思いませんでした。

ファッションのスキルと講師のスキルは別物です。

でも、ファッションのスキルと(講師に必要な)スライドをつくるスキルには共通点があります。

それが、“トーン&マナー”です。

 

トーン&マナーって?

プレゼン用のスライドをつくるとき、コンテンツの内容と画像、フォント(文字)のイメージが合っていると、とても気持ちがいいです。

 

というか、合ってないと気持ち悪いんですよね。

え、フォントなんてMSPゴシックしか知らないよ、なんて言わないで。

デフォルトでも、パワーポイントにはそれなりにフォントが付属しているので、ひととおり使ってみて、どんな書体があるか知っておくといいです。

 

大事なことは、読みやすい、わかりやすいことを意識しつつ、セミナーのTPOにも合っていること。

 

広い会場なのに、小さい文字でいっぱいというのは論外として、文字と画像やイラストの雰囲気が合っていないことはよくあります。

ということで、カンタンなクイズをやってみよう。

下に4枚のパターンがあります。

それぞれに合う配色と書体を選んでみて。

制限時間は20秒、ではスタート!

 

カンタンでしたね。

答え/①–ⅱ−a    ②–ⅲ–d    ③–ⅰ–c    ④–ⅳ–b

 

優雅なパターンには、繊細な色彩や書体が調和します。

ダイナミックで力強いパターンには、コントラストのある配色や直線的でシンプルな書体が合います。

 

例はわかりやすいものですが、プレゼンスライドも、服装のコーディネートも、イメージを統一するって、そのひとなりの世界観をつくるということなんです。

広告業界では、そういうのを“トーン&マナー”といいます。

 

トーン&マナーはブランドイメージ醸成の要

トーンは調子やスタイルのことで、マナーはそれを実現するための手法や流儀のこと。

ブランドイメージが確立された企業の広告やWebサイトなどは、全体のイメージがつねに一定に保たれていますよね。

 

アップルといえば!

 

FirmBee / Pixabay

 

 ナイキといえば!

 

PDPics / Pixabay

 

コーク(コカ・コーラ)といえば!

 

Hans / Pixabay

 

ブランドイメージって、他人のアタマのなかにあるものなので、勝手に変えることはできません。

かといってなす術がないわけではなく、他人に伝わるあなたのイメージがたいせつになるわけです。

 

端的にいえば、なたの服装のイメージとスライドのイメージが合っていること。

 

たとえば、コンサバ系のファッションなら、スライドも正統派で。

エレガント系なら、スライドも上品な色や細めの書体でまとめて。

スポーティやガーリー系ならビタミンカラーで元気に。

 

服装にあわせて、セミナー用のスライドや配布物のトーン&マナーもチェックしておかれますように。

そうやってトータルコーディネートが完成します。

 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

=information=

8月7日(金)に第3回ファッション・ランチョンを開催します。

くわしくはこちら。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。