なりたい“あなた”をプロデュースする、やまだみゆきです。

きょうも人前に立つ3人の方に向けて書きます。 

 

1. SNSやブログを通して、自分を発信していきたい方

2. 必要なので使ってはいるけど、スマホとかパソコンとかが苦手な方

3. 適当に使ってはいるけど、今さら使い方を聞けない方

 

前回まではこちら。

セルフプロデュースのための自撮り講座(1)自分の顔が嫌いなあなたに

セルフプロデュースのための自撮り講座(2)自撮りが嫌いなあなたに

 

今回は自撮りのために知っておきたい、カメラとしてのiPhoneの仕様と設定について解説します。

 

意外と知らない、カメラとしてのiPhone

iPhoneは直感的に使えるようになっているので、いわゆるマニュアル的なものがついてないんですよね。

なので、便利な機能を知らないまま使っていたりします。

名称も合わせて確認しておきましょう。

 

camera

写真はiPhone5s(筆者私物)、iOSは9.3.4(投稿時)

 

(i)は、iSightカメラ独自の機能、仕様です。

 

① iSightカメラ(背面カメラまたはアウトカメラ)(i)
iPhoneのメインカメラ。
800万画素、焦点距離(35mm換算)30mm、ピンチズーム30-150mm(5倍、デジタルズーム)、絞り(F値)はf2.2、バーストモードは10コマ/秒、手ぶれ補正あり。

※iPhoneはモデルチェンジのたびにカメラの性能が向上しており、それぞれにスペック、画角や画質が異なります。

② LEDフラッシュ(i)
暗い場所の撮影時などに使用。
カメラアプリで発光を設定できます。

※iPhone5sは撮影シーンによって発光色が違います。

③ ボリュームボタン(シャッター)
カメラ本体の側面にあるボリューム(音量)ボタンの+、−どちらでもシャッターを切ることができます。
付属イヤホンのボリュームボタンもシャッターとして使え、これが自撮りにめちゃくちゃ便利(カメラアプリによってはシャッター機能が使えないものもあります)。

④ スピーカー
底面右側のスピーカーからシャッター音がします。
シャッターを切るとき、ボリュームを最小にしてここを指で押さえると、音がすこし聞こえにくくなります(完全に無音にはなりません)。
往来などで撮影するときは、スピーカーを押さえてシャッターボタンを押してみてください。

⑤ カメラアイコン(ロック画面)
ロック画面からすぐにカメラを起動させたいときは、このアイコンを上方向にスライドさせます。
撮りたいものや瞬間に出会ったとき、すぐに撮れる、ありがたい機能。

⑥ FaceTimeカメラ(前面カメラまたはインカメラ)
本来はFaceTime通話用ですが、自撮りはおもにこれを使います。
背面のメインカメラに比べ、画像サイズが小さく、画質も劣ります。
ピンチズーム、バーストモード、手ぶれ補正の機能がなく、フラッシュもありません。120万画素、焦点距離(35mm換算)33mm、絞り(F値)はf2.4。

⑦ True Tone(LED)(i)
フラッシュの設定 背面カメラのLEDフラッシュの発光を設定します。

⑧ HDRの設定  
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、明るさの違う写真を3枚撮影して1枚に自動的に合成する機能。
タップして、オン・オフ・自動を設定します。

⑨ セルフタイマー
3秒・10秒・オフの3段階から設定できます。

⑩ 前面カメラと背面カメラ切替
タップしてカメラを切り替えます。

⑪ カメラ機能切替
スライドして機能を選択できます。一般的な「ビデオ」撮影以外では、
・タイムラプス iOS8より搭載された、コマ落としような動画が撮れる機能。
・スロー iPhone5以降に搭載、スローモーション動画が撮れる機能(1秒間に120コマという通常の4倍の速度)。
一般的な写真撮影以外では、インスタグラムなどに適した正方形の「スクエア」、iPhoneのファインダーに収まりきらない場合に使える「パノラマ」があります。パノラマモードは横方向だけでなく、縦方向にも使えます。

⑫ 写真ビュアー(写真アプリ切替)
タップすると直接写真アプリを開くことができます。

⑬ シャッターボタン
タップすることで撮影できます。
iOS7以降、ここを長押しするとバーストモード(連写)で撮影できるようになりました。

⑭ フィルター撮影
モノ、トーナル、ノアール、フェード、クローム、プロセス、トランスファー、インスタントの8種類のフィルターがあります。
フィルターを使って撮影できるとともに、フィルターなしで撮影した写真を編集画面から後でフィルターをかけることも可能です。

⑮ フロントパネル(液晶) 

⑯ グリッド
撮影する際、構図や水平、垂直のガイドとなる3分割ラインの表示。
「設定」から「写真とカメラ」を選択し、表示/非表示を選べます(下図参照)。
必ず表示しておきましょう。

 

設定で気をつけておきたいこと

自撮りに関する設定で大切なのは2つだけ。

「位置情報」「グリッド」です。

 

カメラアプリに位置情報サービスを許可するメリットとデメリットがあります。

メリットは、外出先など、どこに行ったかが自動的に紐づけられること。

旅行なら記念になるし、仕事だと後でデータを整理したり、活用する場合、たいへん便利。

 

スライド3

 

デメリットは、誰にでもあなたの居場所がわかってしまうこと。

自宅で自撮りすることが多いひとは、そのままアップすると、おうちを公開しているようなものなので、たいへん危険。

基本的にカメラアプリの位置情報サービスは「許可しない」ことを“熱烈に”お勧めします。

デフォルトは「許可する」になっているので、買い替え時などはとくに注意。

 

キャプチャ画像出典:iTunes

 

外出記録として、Movesなどのライフログが取れるトラッキングアプリを併用されるといいでしょう。

これ、徒歩、ランニング、自転車、交通機関など移動手段を自動的に識別してくれます。

万歩計として健康管理にも、出張の際の交通費精算などにも使える、わたしの必須アプリです。

 

いまからでも位置情報を消したいあなたに

「ウワーン、位置情報をつけたままアップしちゃった!」

「位置情報をつけてるかどうかすら、わからない!」

 

はい、わかりました。

では、過去に撮影した写真に位置情報が残っているかを調べましょう。

残っていた場合は、いまからでも削除してしまいましょう。

どちらもiPhoneの標準機能ではできません。

 

位置情報がついているかどうかをチェック

Exifレンズというファイル情報を調べるアプリを使います。

Exifは、本来カメラの設定など撮影に関する情報が一覧できるので、撮影するひとには不可欠なデータ。

 

キャプチャ画像出典:iTunes

 

位置情報がついていれば、情報一覧の最下部に地図が表示されます。

「位置情報を許可していないと思うけど…」、心配な方は一度確かめてみたください。

 

位置情報を消去(追加)する

GPS2Photoというアプリを使います。

画像の位置情報を消去したり、追加したりすることができます。

 

キャプチャ画像出典:iTunes

 

facebookやTwitterなど大手SNSや一部のブログサービスでは、写真のアップロード時にExifを自動的に削除するようになっているようです。

 

ただし、各SNSのタグ付け機能で場所を紐づけることができます。

Instagramの場合、写真のExifデータは公開されないものの、フォトマップがONになっていると(デフォルトはOFF)、撮影場所ではなく投稿場所のGPSデータが公開されます。

出先で撮った写真を自宅からアップすると、自宅の位置情報が公開されるので、現場ですぐにアップしない場合は注意が必要です。

 

また、写真共有サービスは性質上、Exif情報が残っていることが多いです。

友人知人とのやりとりが中心であれば、限定公開にしておくほうがいいでしょう。

 

それと、WordPressはExifを残したままアップしてしまうので、削除用のプラグインを入れました。

お客さまや友人からいただいた写真をアップすることがあるからです。

すべてを検証しているわけではないので、必ずご自身で確認なさってくださいねー。

 

最後の設定は“自分”

人気キャラを捕まえるゲームの登場で、スマホのマナーや歩きスマホの危険がニュースになっているほどです。

スマホの小さな画面に集中すると、ひとはまわりが見えなくなります。

撮影する前に必ず周囲をよく見て、安全を確認するようにしてください。

 

家のなかだからといって安心はできません。

不用意に私物や周囲の環境が写り込むことで場所を特定できたり、プライバシーが丸わかりになるなど、望まぬ個人情報を流出することのないよう、慎重に撮影しましょう。

間違っても、削除する前に「しまった!GPS消さないまま写真アップしてた!わーん!」なんて書き込まないこと(笑)。

 

スマホを構える前に、“自分自身”の設定をお忘れなく。

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。