なりたい“あなた”をプロデュースする、やまだみゆきです。

 

きょうも人前に立つ3人の方に向けて書きます。 

 

1. SNSやブログを通して、自分を発信していきたい方

2. 写真うつりの悪さに自信がある方

3. 他人の自撮りはウザい、自分の自撮りは照れくさくて苦手な方

 

前回はこちら。

セルフプロデュースのための自撮り講座(1)自分の顔が嫌いなあなたに

 

なぜ自撮りをおすすめするのか。

理由は3つあります。

 

1. あなた自身を知るため

以前、一般の方は、ご自身の“素”の顔を知らないと書きました。

それだけでなく、多くの方がご自身の魅力に気づいていません。

 

写真を撮るとき、たいていの方は、真正面を向いて直立されます。

女性なら、手をカラダの前に軽く組まれたりします。

その写真からは、あなたが「きちんとしたひと」であること以外、なにも伝わってきません。

 

スライド6

 

自分の魅力に気づく

一方、モデルやタレントはすぐにポーズがとれます。

それは、どう撮られたら自分らしく、魅力的に見えるか、すでに知っているからです。

 

スライド5

 

鏡の前で「いい顔」をするように、インカメラ(スマホの自撮りモードですね)に向かって、いろいろ試しながら撮りましょう。

どう撮られているかわからない他人と違って、確認しながら撮ることができます。

写真うつりが悩みの方も「及第点」の写真が撮りやすいでしょう。

それが自撮りのメリットです。

 

客観的になって、その角度、どの表情がステキに見えるか、研究してみてください。

 

さらに、その写真を親しいひとにも見てもらって感想を聞きましょう。

予想どおりの反応もあれば、予想外の反応もあるでしょう。

欠点だと思っていたことがチャームポイントだと思われていることもあります。

魅力発見のヒントになるはずです。

 

得意な角度や向きを知る

人間の顔は左右非対称だということもご存じない方が少なからずいらっしゃいます。

右と左では印象が違うんですね。

 

下の写真は、わたしの右だけの顔と左だけの顔を合成したものです。

 

スライド2

 

右だけだと鋭角的で、キツい感じ。

右口角のほうが高く上がるんですね。

なんか上唇の両側にほくろがあるのも違和感だわー(笑)。

 

左だけだと、ややおっとりした印象。

右よりまぶたが下がって、タレ目だからですね。

誰でも多少はアンバランスなんです。

印象の違いを知ることで、アピールの方法を選ぶことができます。

右か左、どちらがより得意かということで、集合写真などの立ち位置を決めることもできますね。

 

スライド3

 

ちょっと脱線しますが。

15世紀くらいまで、肖像画は真正面か真横向きでした。

真正面の肖像画は“フロンタル”と呼ばれます。

礼拝用のキリスト像など聖人や神の肖像によく見られ、改まった印象。

 

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左はバチカンにあるステンドグラスより。神との対峙は真正面の顔を描く「フロンタル」、王族・貴族の偉大な業績を永遠に讃える「プロフィル」。

 

メダルやコインには、ヨーロッパ的な彫りの深い横顔が映える真横向きがぴったり。

功績や面影を永遠に残すために描かれた横顔の肖像を“プロフィル”といいます。

プロフィール写真の由来ですね。

 

フロンタルもプロフィルも人物の自然な表情を表すには無理があります。

ルネッサンス以降、よりリアルな表現として登場したのがダ・ヴィンチの『モナ・リザ』に代表される斜め向きのポーズでした。

 

斜めを向く場合、一般的には、髪のわけめがあるほうが“利き顔”といわれています。

右を向いているモナ・リザのわけめは左側?

あなたはどちらでしょうか。

 

スライド4

 

アゴを引いた下向きは落ち着いた印象。

スマホのレンズは広角のため、近くにあるものを大きく捉えます。

下向き上目遣いにすると眼が大きく、アゴが細く写るので、若い女の子の間で流行中です。

たしかに顔のりんかくはシャープになりますが、「かわいく見える」のは、せいぜい20代まででしょう。

 

セクシー、自信満々を表現するには、上向きに。

緊張しやすいひとは、思い切ってアゴを上げるといいかもしれません。

上げすぎると見下したような目線になり、傲慢な印象を与えます。

上向き、下向きは角度に注意してくださいね。

 

さて、自撮りをすると、イヤでも自分の顔や体型と向き合うことになります。

そのうち自分の顔が他人のように思えてきたら、セルフプロデューサーとしてのあなたはたいへん優秀です。

 

2. 会ってみたいと思ってもらうため

人前に立つようになると、写真を撮られる機会が増えます。

セミナーで、交流会で、パーティで、ランチ会で、イベントや勉強会で。

記念撮影だったり、登壇中だったり、撮影を意識できるならまだいい。

 

でも、観客やギャラリーのひとりとして、知らないうちに撮影され、SNSなどにアップされてしまうこともあります。

どこで誰があなたの写真を見ているか、わかりません。

「感じのいいひとだな」「会ってみたいな」

1枚の写真がきっかけで、未来のお客さまになってくださるかもしれない。

 

だとすれば、いつ写真を撮られても、いい印象を残せるひとでいたいと思いませんか。

 

pushgeo / Pixabay

 

3.あなたを選んでもらうため

ファッションやスタイリング、ビューティに関わる仕事をしていると、写真はあなたの“得意”や“強み”を伝える、最速・最善の手段です。

 

・セミナー、ステージ、ショーなど人前に立つひとの衣装

・無難ではない、そのひとの個性を最大限に引き出すスタイル

・ドレスアップはおまかせ(パーティ、セレモニーなど)

・“かわいい”より“カッコイイ”が得意

 

わたしのスタイリングの特徴を細かく説明しなくても、写真を見ればあきらかです。

 

「ブログのコーディネートを見て、お願いしたいと思いました」

「思い切って変わりたいんです、無難な服は選ばれないと思ってお願いしました」

 

これが写真の力です。

 

 

やってみるとわかる、自撮りの楽しさ

「なりたい“あなた”になる講座」の受講生のなかにも、自撮りに対して苦手意識の強い方がいました。

わたしも以前は自撮りが苦手でした。

 

でも、人間って自分自身にいちばん関心あるんです。

自撮りをすると、いままで知らなかった自分の魅力に気づきます。

するとだんだん楽しくなってきます。

講座のコミュニティではみんな褒めてくれて、自信もつきます。

表情もやわらかくなって、すくなくとも自撮りにおいては写真うつりの悪いひとはいなくなります。

 

「自撮りなんてウザい」「うまく撮れる自信ない」方ほど、写真を見ると「あれ、結構イケてる」と思うでしょう。

写真うつりが悪い方ほど、のびしろが大きいんです。

 

次回は、写真うつりが画期的によくなる、ちょっとした心がけについて。

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。