なりたい“あなた”をプロデュースする、やまだみゆきです。

きょうも人前に立つ3人の方に向けて書きます。

 

1. 外見、とくに顔にコンプレックスがある方

2. 写真うつりの悪さに自信がある方

3. 整形しない限り、顔は変わらないと思っている方

 

今月からセルフプロデュースの講座を始めました。

秋から本講座を始めるため、0期生のみなさんの力を借りながら、いろんなテーマに取り組んでいただいています。

宿題がいくつかあるのですが、そのうちのひとつが日々の自撮りです。

 

自撮りはセルフプロデュースのキホンの「キ」

ブログやSNSで情報発信している方にとって、写真のインパクトは強力です。

あなたに「会いたい」と思ってもらえるかどうかは、まず写真で判断されます。

わたしとおなじように、ファッションに関わっているひとには得意なスタイリングをアピールする手段でもありますよね。

 

スマホの普及のおかげで、誰でも気軽に写真を撮れるようになりました。

撮った写真は、すぐSNSにアップ。

「いいね!」がつくとうれしいけど、「いやー、この写真はアップしてほしくなかったわーん」ってこと、ありませんか。

 

撮影:かんばやしちあきさん 昨年の佐藤かおるさんのプロフィール写真撮影で。いろいろあって現地入りしたときはすでにヘロヘロ。写真みて「やべ〜」と思いました。でも出す。笑。かおるさんは美しいわ〜〜

 

こんなときの対策は、ふたつ。

ひとつはダメな自分、変顔の自分も愛おしいと思えるようになることです。

これ最強

 

わたしはあるきっかけがあって、そう思えるようになりました。

ただ、この話は今回の本筋ではないので、また別の機会に譲ります。

 

手を抜かずに頭を使って肩の力を抜く

次に、「いつでもパパラッチOK!」なくらい、ふだんの表情をよくすることです。

ビューティ系の本には、よく「いつも緊張感を忘れずに!」と書いてますよね。

そう、そのとおりです。

 

でもね、若い頃ならともかく、そこまで張りつめて暮らすのはしんどい。

わかっちゃいるけど、現実問題として「頑張りたいけど、もたない」日がある。

だからって手抜きすれば、あっという間にだらしないオバサンに。

 

なので「いつも緊張感を忘れずに!」が満点をキープしましょう的発想とするならば。

わたし流は及第点の質をよくしましょう的考え。

たとえば、疲れは念入りメイクで隠すのではなく、サングラスをする。

 

撮影:かんばやしちあきさん 上と同日。サングラスは頭にのっけてカチューシャがわりにも。

 

よく歩く日のために、ワンピースに合うローヒールの靴を選んでおく。

リュックにもショルダーにもなるバッグを持つ。

 

つまり、手を抜くのではなく頭を使って肩の力を抜く。

スタイリングでカバーできることはする。

そのうえでふだん、顔まわりで守りたいのは3つだけ。

1. ツヤ感をたいせつにする

2. 髪を乱さない

3. プチスマイルをデフォルトにする

 

ひとつずつ解説します。

1. ツヤ感をたいせつにする

女性は毛穴を感じさせないマット肌を美肌と思いがち。

マット肌にするには、お粉やパウダーファンデーションで毛穴を埋めるようにキメを整えます。

 

でもね。

そんなことするから、肌はうるおいを失ってしまうのよ〜。

しかも、エアコンのある環境で生活するようになり、肌の乾燥対策は年中無休。

40代になると90%以上の女性が肌の乾燥を気にしてるという統計があります。

悲しいことに、もはやわたしたちはテカリを心配するには及ばない世代になってしまいました(苦笑)。

撲滅すべきはテカリではなく、パサつきです。

 

 

2. 髪を乱さない

「髪を振り乱す」という言葉があるくらい。

なりふり構わなくなる第1歩はまず、髪にあらわれるんですね。

もちろん、毎月、毎週、毎日、美容院に行けたら完璧でしょう。

それが難しいなら。

 

毛先だけは揃える。

ロングでもショートでも、困ったらコンパクトにまとめる。

もみあげは短く処理する。

もし髪を染めているなら、生え際も注意。

 

髪も髪型より髪ツヤが重要

髪ツヤがないと、肌がツヤツヤしていてもテカリに見えるからです。

 

肌も髪もツヤツヤをめざしましょう。

 

3.プチスマイルをデフォルトにする

「笑顔」といっても、いろんな段階があります。

わたしはざっくりと5つにわけています。

 

スライド1

0%は“無表情”。

ふつうは、この状態がデフォルトです。

でも、15%スマイル〜プチスマイルをデフォルトにしませんか

 

これについてはすこしていねいに解説します。

 

わたしたちは自分で思っているほど笑えていない

第1講のワークで撮影をおこなったとき、写真を見ながら受講生のひとりからこんな意見が。

 

「わたし、自分で思ってたより笑えてないです」

 

はい、たいていの日本人はそうなんですよ。

世界的に表情に乏しい日本人は、平均して顔の筋肉を20%しか使っていないそうです。

それに対し、アメリカ人は60%、ドイツ人は85%。

 

これはそれぞれの母国語が大きく関係していると考えられます。

日本語は数ある言語の中でも子音が少なく、母音も5つしかありません。

英語は母音だけでも30近くあるそう。

 

正しく発音するには、正しく口を動かさなければなりません。

海外生活が長く、ネイティブ並みに英語を話せるようになると顔つきが変わるといわれます。

日本人は口のまわりの筋肉・口輪筋が弱いひとが多いとか。

それまで使わなかった筋肉を使うようになれば、変化があるということでしょう。

発音は天然のフェイササイズなんですね。

 

ひとはなぜ空気を読むのか

セミナーやランチ会でも無表情な受講生さんがいらっしゃると「おもしろくなかったのかな」と心配になることがあります。

ところがアンケートを見ると、

 

「すごくおもしろかった。新しい発見がたくさんありました!」

「勇気づけられました、元気が出ました!」

 

えっ、そうだったなんて。

これは講師仲間からもよく聞きます。

心が動かされていても、表情にはあらわれにくい。

それは心の問題でもありますが、運動不足の表情筋が原因でもあります。

コミュニケーションは、「顔」を見て「心」を察するのが基本。

無表情なら「心」を読めません。

最近は「心」を読まれたくないのか、マスクをするひとが増え、ますます判断が難しくなっています。

だからいつのまにか「顔色」ではなく、「空気」を読むようになったんでしょう。

 

セルフプロデュースの目標は、自分が見せたい姿を自分でコントロールできるようになること。

無表情なら伝えることができませんよね(ギャンブラーがポーカーフェイスのキャラで売るなら別ですが)。

 

いい笑顔は七難隠す

接客、接遇、ビジネス、どんなマナー研修でも「笑顔」が大切と教えます。

そんなのあたりまえと思いますよね。

 

実際には自分で思っているほど笑えてないので、練習して身につける必要があります。

それだけの価値と効果がありますから。

 

日本人は昔から白肌信仰が強く、「色の白いのは七難隠す」といわれてきました。

わたしなら「いい笑顔は七難隠す」と言い換えます。

 

さて、下の写真は効果をわかりやすくするために、スッピン、無修正です。

 

スライド3

 

スッピン無表情だと、疲れたオバサンにしか見えません。

でもね。

笑うとオバサンだけど、感じのいいオバサンに見えませんか。

 

笑ってるつもりの方は、だいたい真ん中くらいの感じ。

ちなみに無表情のオバサンを美白・美肌加工した写真と比べてみると・・・

 

スライド2

 

わたしも自分の顔が嫌いでした

子どもの頃は、自分の顔が嫌いでした。

長年、まいにち見つづけるうちに愛着がわくのか、

 

嫌い<ちょっと嫌い<しょうがない<まあいいか<もういいや<満更でもない

                            

に変わってきました。

若い頃は「できるなら美人女優と顔を取り替えたい!(でも整形はイヤ)」なーんて勝手なことを考えてました。

いまはもう誰とも取り替えなくていい

取り扱い方法がわかりましたからね。

 

人生を1冊の本に喩えるなら、“顔”はまさに表紙です。

顔が嫌いなのは、じつは自分の人生が嫌いってこと

 

そして、顔を変えるには整形しかないと思ってるひとが多いですが、整形しなくても変わります。

まあ、なんもしなくても加齢とともに変わりますが。

 

もうおわかりでしょうが、顔の筋肉を鍛えると変わる。

わたしは昔から写真うつりが悪く、長らく悩みの種でした。

とくに愕然としたのが、37歳の頃、友人の結婚式のときのこの写真です。

 

スライド1

 

笑うと、ただでさえ細い眼がなくなる。

顔に力が入ると血管が浮く。

口をあけると銀色の詰め物が覗く。

 

ドレスアップしていたので、写真が楽しみでした。

それで、これ。

 

サイテー・・・

 

もう亡くなられましたが、撮影は写真を趣味にしておられた方でした。

最低なのは、もちろんその方のせいではありません。

わたし自身はイヤでイヤでたまらない表情。

でも、2L判に引き伸ばしたプリントをくださいました。

ということは、ふだんからこんな顔で笑ってるんだと気づいたんですね。

 

なんとかしたくて自分なりに研究しました。

いろいろな本を読み、セミナーに参加し、いまも小さな努力をつづけています。

 

加齢のために下がって、タレ目に近づいてきているのですが、笑っても眼はなくならなくなりました。

昔より目が大きくなった気もします。

 

左はフルメイク、30代後半。右現在、アイブロウとマスカラだけで、ほぼスッピンです。

 

笑顔は、顔の筋トレ

具体的にいちばん効果があったのが笑顔のトレーニングです。

1週間に1度のジムより、ふだんの姿勢に注意するほうがスタイル維持効果があるように。

たまの猛レッスンより、ふだんからできるだけ頬を引き上げるようにしたほうが継続効果が期待できます。

だから、プチスマイルをデフォルトにするんです。

 

どのシーンでも・・・というわけにはいきませんが。

効果が出てくると、知らないひとによく道を聞かれるようになるので、わかります。

 

ココ・シャネルのことばに「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなた自身の功績」があります。

 

顔だちは変えられないけど、顔の印象は表情で変わります。

生きかたを変えるのは大変だけど、笑顔トレーニングはいつでもできます。

お金はかからないし、特別な道具もいらない。

そのために時間を割く必要さえありません。

 

自撮りをするようになって、自分の顔が変わったことに気がつきました。

それも顔が嫌いでなくなった理由のひとつでもあります。

 

好きずきですが、美肌加工は画質が劣化するので、あまり使いません。インスタのフィルタとライティングを工夫するほうが雰囲気のある写真になります。instaglam:bolacha←フォローはこちら

 

参考にした本、やりかたは順次、紹介していきますね。

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。