白と黒のその間に 無限の色が広がってる
—Mr.Chidren(“GIFT”より)

こんにちは。

アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

前回の記事:
カラーアナリストによって結果が違う、自分のタイプがわからない人へ。(1)

 


4)コミュニケーションのズレ

ご自分のカラータイプをご存知でも、その特徴をよくご存知ないケースがあります。

「SUMMERが似合うと言われたので、着てみたけど、評判がよくない。

ほんとうにSUMMERでしょうか」

そうおっしゃるお客さまがSUMMERだと思ってお召しの色が、AUTUMNだったり、WINTERだったりします。

色のトレーニングをしていない方が、色を覚えるのは至難の業です。

 

そのために、コンサルではカラーチャートやスウォッチなどの色見本をお渡しし色の特徴や使いかたを説明します。

 

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それでもコミュニケーションが足りなかったか、うまくいかなかった。

もちろん、お客さまの腹に落ちる説明ができなかったアナリストに責任があります。

パーソナルカラーはその性質上、美容院やエステのように習慣的に通うことはありません。

たいていは、一生に一度受けておしまいです。

だから、フォローが難しい。

 

わたしが開講しているスタイリング・レッスンの場合、国際スタイリングカウンセラー協会の規約にあるように、受講後1ヶ月間、無料でメールフォローの期間を設けてます。

「この色でいいですか?」と写メを送ってもらったら、OKかNGか、お返事します。

 

E1N7E / Pixabay

E1N7E / Pixabay

すべてのカラーアナリストが自分のサービスに対して同様のフォローをおこなっているわけではありません。

また、イベントやセミナー、研修など短時間で多人数を相手にする場合、物理的な限界がありますし、こうしたフォローは付帯しません。

分析そのものもクイック診断で、色見本がないことも。個人的な疑問に答えてもらえる余裕もなかったかもしれません。

なんだか消化不良だった・・・そんな思いだけが残ります。

 

5)アナリストの誤診

とくに経験の浅いアナリストの場合、環境やそのときの体調に左右されて、誤診することはありえます。

あってはならないことですが・・・

ではどうすればベストカラーを見つけることができるのでしょうか。

 

 

納得できる分析のために

解決策としてご提案できることはふたつあります。

 

1)信頼できるアナリストに1対1で、時間をかけて分析してもらう

パーソナルカラーは無料イベントから数万円以上のコンサルまで、さまざまです。

イベントの問題点をあげましたが、確かな技術を持ったアナリストなら、短時間でも誤診しません。

ただ、セミナーやイベントでは、一人ひとりに細かい対応ができないのも事実。

 

ブログで検索したり、口コミなどで信頼できそうなアナリストを探してみてください。

最近は本を出版している方も大勢おられます。

読んでみて「いいな!」と思える方のサロンを訪ねてみるのもいいですね。

 

いきなりコンサルを申し込まなくても、まずは体験講座やお茶会などで、ご本人と会ってみるといいでしょう。

相性がよさそうだなと思えたら、講座やレッスンを受講したり、コンサルを受けてみるといいですね。

 

コンサルタントの選びかたについては、こちらの記事もご参考に。

あなたに合った、イメージ・コンサルタントの選びかた

 

2)シーズンに無理矢理あてはめず、どんな“色域”が似合いやすいかを知る

パーソナルカラーを知ることは似合う色グループを知るだけでなく、イザというときの勝負色や避けたいNG色を知ることでもあります。

それによってムダな買い物が減り、カラーコーディネートで悩まなくなります。

 

似合う色を身につけるようになると、ほめられる機会が増えます。

女性の場合はメイクを変えたり、明るい色を着るようになると顕著です。

 

好きだけど似合わない色の攻略法や似合う色が変わったときの対応策もわかります。

分析を受けたらシーズンがわかったタイミングで、

「シーズンの特徴より、わたしに似合う色の特徴を教えてください」

と言ってみてください。

 

SPRINGの人もSPRINGの色すべてが同じように似合うわけではありません。

どの流派であろうと、体系的な色の知識があれば、あなたに似合う色の特徴を理論で説明できるはずですから。

 

 

さて、標題の4シーズンすべてをいわれたお客さまは、SPRINGでした。

SUMMERの要素もすこしあり、SUMMERでも青みの強くない明るいピンク系なら似合います。

彼女に似合う色の特徴は、イエローベースで明るく、澄んだ、中くらいの強さの色調です。

それらを並べてみました。

4シーズンならSUMMERに分類されるピンクも入っています(※1)。

AUTUMNと言われたときは、かなり日焼けをしていたそうです。

日焼けをするときは、もとの肌色の色みのまま、色素が濃くなるのではなく、黄みを帯びた茶系に変わることがわかっています(※2)。

WINTERといわれたときは、デパートのイベント会場でした。

鮮やかなローズレッドの口紅に黒いアイラインをビシッと入れた濃いメイクだったそうです。

典型的なWINTERの配色に条件の悪い環境と本来の肌色が隠れた状態。

メイクの表面的な配色に影響されて誤診が起こった可能性があります。
なぜパーソナルカラージプシーのような状況に陥るかというと、“診断”に満足できないからです。

パーソナルカラーは、血液型性格診断や星占いのように4つや12タイプに分類して「あなたの特徴は〜〜」と断定するものではありません。

100人いれば、100通りの色の世界がひろがっていくのがパーソナルカラーです。

そう、パーソナルカラーは既製品じゃなく、オーダーメイド!

 

カラータイプではなく、自分自身が基準になった色の特徴=色域を知ること。

“シーズン”を手がかりにして、より豊かな色の世界をひろげてくださいますように。

 

パーソナル・スタイリング・レッスンでは、パーソナルカラー分析もおこないます(グループレッスンではおこないません)。
グループレッスンをパーソナルに振替えることも可能です。
参加ご希望の方は、お問い合わせください

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

※1 色見本はCMYKで作成。

PCの環境により、正確に再現できない場合があります。ご了承ください。

※2 『なりたい自分になれるカラーとスタイルの法則』
花岡ふみよ:著 MdN:刊

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。