自分に似合う色が、いちばんいい色なのだ。
—ココ・シャネル

 

こんにちは。

アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

最近、標題のようなお客さまがいらっしゃいました。

 

パーソナルカラー診断をしたら、アナリストごとに違うタイプだった。

4人に見てもらったら、4人とも結果が違った。

 

わたしはいったいどれが似合うの!

じつは、こういう方、わりといらっしゃいます。

すべては、いずれかのタイプになんとかして当てはめよう、とするところが誤りの原因です。

むしろ、「あてはまろう」とすると言ったほうがいいかもしれない。

まず、カラータイプありきの診断なんです。

 

ご安心ください。

あなたを素敵に見せる色は必ずあります。

それはカラータイプではなく、「あなた基準」で選ぶ色です。

 

自分を素敵に見せる色をどうやって見つけるのか—は、ちょっと横に置いといて。

 

その前に、なぜ“診断”結果が変わるのか、原因を考えてみます。

だって所詮パーソナルカラーなんて占いみたいなもんよと断罪するには、あまりに惜しいメリットがあるから。

 

考えられる原因は以下の5つ。

本日は(3)までを解説します。

1)“診断”したときの条件の違い

2)分類している色の違い

3)分類しにくい中間的な特徴を多く持つタイプ

4)コミュニケーションのズレ

5)アナリストの誤診

 

それぞれ説明していきましょう。

1)“診断”したときの条件の違い

パーソナルカラーを正しく分析するには、自然光の入る環境でノーメイクでおこなうのが理想です。

でも、商業施設などのイベントや研修などの場合、会場の照明が悪かったり、往来では化粧を落としていただけないなど、よろしくない条件で、分析せざるをえないことが多々あります。

 

また、以前の診断が何年も前だったり、当時か現在、かなり日焼けをしていると、結果が変わることがあります。

結果の違いは、前提条件の違いです。

 

2)分類している色の違い

アナリストや養成機関などによって、使用するテストカラーや分類している色が違うことがあります。

Unknown
たとえば上の色をSPRINGと判断する流派もあれば、AUTUMNと判断する流派もあります。

この色が似合うという事実は変わらないけど、流派が違うと、診断されるタイプが異なることがあります。

 

じつは、本家アメリカのパーソナルカラーの指導者にもいくつかの流派があるんです。

どこがおおもとかによって、ベースの理論が違います。

さらにパーソナルカラーが日本に導入されて以来、日本人に合うように、システムは独自の変化と発展を遂げてきました。

それも混乱の一因です。

つまり、パッケージは違うけど、ボトルのなかのドリンクはおなじということですね

 

たとえば、わたしはWINTERですが、以前、あるアナリストにオレンジを勧められて驚いたことがあります。

そのとき、流派によってはヴィヴィッドなオレンジをWINTERに入れてることを知りました。

ある流派はオレンジはAUTUMNにしかありません(SPRINGにも入っていません)。

 

alles / Pixabay

 

アナリストの診断結果は正しいけど、ナカミが違う。

これってお客さまには迷惑な話。

でも、解決策はありますから、心配しないでください。

 

3)分類しにくい中間的な特徴を多く持っている

アナリスト泣かせな方ですね。

専門的な話は割愛しますが、4つのシーズンは、それぞれの色がもつ共通の特徴によって分類されます。

その特徴に基づいて、色をどこで線引きするかが流派の違いです。

色はこんなふうにグラデーション状につながってるわけだから・・・

 

gradetion

けっこう微妙なんですよね。

ひとによっては、SPRINGの要素50%、SUMMERの要素50%と中間的な方もいらっしゃいます。

 

そういう方が、ちょっと黄みがかった照明のもとで分析を受けたらSPRING、蛍光灯など青みがかった照明の下で分析を受けたらSUMMERというふうに結果が割れる可能性は考えられます。

また、その方がかなり日焼けをなさっていたら、SPRINGといわれる可能性が高いです。

 

日焼け、加齢、健康状態などによってパーソナルカラーは変わる可能性があるからです。

これについては異論をお持ちのアナリストもいらっしゃるでしょう。

わたしも90年代に初めてカラーを学んだ頃は、「パーソナルカラーは一生変わらない」と教科書に書いてありました。

パーソナルカラーが日本に入って30年以上。

若い頃に着ていた色が昔ほど映えなくなった例は数多く報告されています。

わたし自身、似合うイエローがどんどん明るくなってきている実体験もあります。

とくに中間的な特徴を持つ方は、診断結果がブレやすい傾向があるでしょう。

もちろん、解決策はありますので、心配しないでください。

 

解決策を含め、診断結果が変わる原因の残り2つは明日につづく。

 

ご自分の似合う色が知りたい方、アナリストによって診断結果が違う方、スタイリングパーソナルレッスンやコンサルで理由をご説明します。

興味ある方はこちらをご覧ください。

 

この記事のつづきはこちら。

カラーアナリストによって結果が違う、自分のカラータイプがわからない人へ(2)

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。