Good、Better、Best。

“Good”が“Better”になるまで、“Better”が“Best”になるまで、決して気を抜いてはいけない。

―ベン・E・キング

 

こんにちは。

アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

10月4日、晴天の日曜。

服部緑地公園野外音楽堂で開催された、大人の運動会に行ってきました。

 

 

わたしが幼少期を過ごしたのは60年代。

多感な10代は、すっぽり70年代でした。

当時はインターネットはおろか、CDさえありませんでした。

 

情報はおもに雑誌や深夜ラジオが中心。

そして街なかに1軒はあったレコードショップでバイトしている、音楽通のカッコいいおにいさんでした。

 

庭のソムリエにして「てるてる坊主」のリーダー、石坂拓司さん。ステージ終わって一服。

 

わたしは子どもの頃から、同年代くらいのアイドルにはまったく興味がありませんでした。

生意気にも彼らを「子どもっぽい」と思ってたんです。

わたしのあこがれは、もっぱら洋楽のミュージシャンであり、洋画や海外ドラマの女優や俳優たち。

 

60年代の中頃くらいまでは、ファッションはまだおとなのものでした。

ベトナム戦争を境に、世界は若者の存在を無視できなくなります。ストリートから新しいカルチャーが発信されるようになったからです。

その頃から、ファッションと音楽はつねに蜜月の関係にありました。

 

ヒッピールックとジミヘン。

ジーンズとアメリカン・ロック。

パンクスタイルとピストルズ。

ワナビーズとマドンナ。

グランジとニルヴァーナ……

それらはつねにふたつでひとつ。

 

いまは、ファッションも多様化し、音楽のジャンルも多様化しています。

どちらもマーケットが巨大になりすぎ、カテゴリーは細分化されて、ひとつひとつのスケールは小さくなっている気がします。

だから昔のようなヒットチャート番組がなくなったのかもしれません。

 

てるてる坊主、結成は1984年。

 

中学のとき、同級生に無理やり高校生のライヴに連れて行かれてから、わたしのおっかけ人生が始まりました。

小4の頃から、ポケットにストーンズの生写真をしのばせていただけに充分素地はあったんでしょう。

そのうち、高校生バンドのメンバーが中学の通用口に自転車やバイクで迎えに来るようになりました。

練習を見にいくくらいのかわいいものでしたが……

“Satisfaction”をレコードでも公共の電波でもなく、いま、ここで、ナマで聴けることにドキドキしていました。

 

セミナー講師仲間で結成した「アンチョビーズ」は、デビューステージでした。セミナーより緊張した?

 

あれからずいぶんの歳月が流れ、ストーンズのライヴにも何度も足を運びました。

ミックもキースもチャーリーさんもすっかりおじいちゃんだけど、あいかわらずカッコいい。

彼らには“スタイル”があるからです。

 

ファッションは時代とともに変わっていきますが、スタイルは変わらない。

ロックは音楽ジャンルのひとつだけど、生きかたというか、生きるための姿勢のひとつというか、ありかたのようなものかもしれません。

 

かといって、わたしはちょっとヒネくれてるので、

「生きザマがロックだぜ、イエ〜♪」

とか言われると、

「そうですか、ウエ〜……」

とかなっちゃうんですよねぇぇぇ……

 

アンチョビーズ絶賛演奏中。縦横無尽に駆け回って、ちあきちゃんは公式カメラマンでした。

 

たとえば、9割のひとが「無難でいいよ」というときに「違うだろう」と言って、どうあるべきかを示すのが、わたしにとっての“ロック”、といえばいいかな。

 

ソンナカンジー……な、ささやかな人生の原点を思い出させてくれた“大人の運動会”でした。

 

出演者のみなさん、ありがとう、おつかれさまでした!

 

最後列で踊りっぱなし。15歳のときも55歳になっても、やってることはおなじ。音楽を聴くスタイルがレコードからiTunesに変わっただけ。 撮影:かんばやしちあきさん

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

※OYAJI BAND「てるてる坊主」については、こちらから。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。