なりたい“あなた”をプロデュースする、やまだみゆきです。

本日も人前に立つ、3人の方のために書いてみます。

 

1. 外見、とくに顔にコンプレックスがある方

2. 写真うつりの悪さには自信がある方

3. カメラを向けられると顔がこわばる方

 

セルフプロデュースのために、あなた自身が写っている写真がとても重要だということをお話ししました。

これから自撮りの具体的なテクニックをご紹介しますが、その前に。

どうして写真うつりがよくないのか、考えておきましょう。

 

自分の“素”の顔を知らないのは自分だけ

誰でも自分の顔は鏡を通してしか見ることができません。

なので認識している自分の顔は、鏡越しの顔です。

鏡を見て、自分で整えているんですね。

意識的に「いい顔」をつくっているわけです。

 

Unsplash / Pixabay

 

でも、鏡から離れたとたんに意識が抜けてしまう。

じつは、その顔が多くのひとが見ている「ふだんの顔」です。

素顔というか、“素”の顔ですね。

 

写真うつりが悪いと思っている方は、親しいひとに写真を見せて聞いてみてください。

「わたしって写真うつり悪いと思わない?」って。

 

おそらく、ほとんどの方がこう答えるでしょう。

「そんなに悪くないと思うよ」

だってそこに写っているのは、ふだんどおりのあなただから。

 

写真うつりがいいひとは、どこが違うのか

わたしだってそうでした。

じつは写真うつりが悪いんじゃありません。

ふだんの表情が悪いんです。

 

ちょっと見かたを変えて。

写真うつりがいい方の話をします。

 

数年前、タレントのT.Sさんをお招きしてトークショーを開催しました。

会場は某大手ショッピングセンターのオープンステージ。

わたしはディレクターとして進行全体の指示を出していました。

 

会場は違いますが、こういう雰囲気の場で、3階までびっしり。13時のイベントに朝5時からお客さまが行列をなすほどの人気タレントでした。    jarmoluk / Pixabay

 

当日は情報誌用のスチール撮影も。

300枚くらいの撮影データがカメラマンから届きました。

そのくらいあれば、眼が半開きになっていたり、歪んだ笑顔だったりするNGカットが何枚かあっても不思議はありません。

たとえタレントさんでも、です。

 

ところがT.Sさんの写真にはNGカットがありませんでした。

顔のアップもあれば全身もあります。

表情に変化があって、どの写真もブロマイドになりそう。

 

結局、写真を選んだ基準は、いっしょに写っていた司会の方がいい表情をしているかどうかでした。

カラダづくりに関する本もあるくらいなので、意識の高い方です。

いきなり真似するのは、とてつもなくハードルが高い。

でも、300枚のデータを見直して気づいたことがありました。

 

どの写真も、口角が引き上がってる!

 

つまり、T.Sさんは「プチスマイルがデフォルト」なんですね。

 

最初は“つくり笑い”でOK

会社勤めをしていた頃、地下鉄の車窓に写った自分の顔にすごいショックを受けたことがあります。

「誰、この疲れたオバハン」

と思ったら自分でした。

おなじような経験、あなたにもありませんか。

 

Pexels / Pixabay

 

“素”の顔は日常のふとしたシチュエーション以外にも、意図的につくることができます。

 

鏡の前で目を閉じ、顔に意識を集中します。

わずかでも力が入っていたら、すべて抜きます。

1分くらいかけてやってみてください。

 

額、眉間、眉山、こめかみ、頬骨の上、ほうれい線のあたり、口のまわり、あごの噛み合わせ・・・

気づかないうちに意外と力が入っています。

ぜーんぶ抜きます。

 

大丈夫だと思ったら、まぶたをそーっとあけてみてください。

けっこう怖い顔です。笑

 

表情と感情はつながっています。

いくら「笑顔がたいせつ」とわかっていても、悲しいとき、つらいときには笑えないのが人間です。

 

よく口は笑っていても「目が笑っていない」ことがありますよね。

目のまわりの表情をつくるのは眼輪筋ですが、ポジティブな感情がうまれないと収縮しないことが19世紀フランスの神経学者、ギョーム・デュシャンヌの実験であきらかにされました。

だからつくり笑いってバレちゃうんですね。

 

スライド1

 

でも、人間はよくも悪くも演技ができます。

ある役柄とか設定を思い浮かべて“なりきる”ことができれば、楽しくなくても笑えます。

 

講座で自撮りの前に「なりきって」とお伝えするのはそういう理由です。

そして不思議なことに感情が刺激されて、笑うとハッピーホルモンのセロトニンが出るっていうじゃないですか。

 

演技とかなりきりとか言うと、ウソついてるみたいに感じるかもしれません。

でも、「そうなりたい」と思って、そんな表情をつくり、人物を装うことで、だんだんそうなっていくんです。

その表情に、めざすイメージの服装をすれば、未来の自分を見ることができます。

ハッピーホルモンもその後押しになるでしょう。

じつは、それがセルフプロデュースなんです。

 

最初は堂々と、つくり笑いから始めましょう。

 

スライド1

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。