以前ご紹介したL’idéal (リデアル) さんの写真集、2冊めが上梓されました。

1冊めは発売1年で、5万5000部を達成。

発売直後から「次はいつ出るのですか?」という問い合わせが絶えなかったとか。

 

1万部売れればベストセラーといわれる出版業界の、売れないといわれる写真集で、さらに売れないといわれるファッションの分野で、なんという快挙。

 

満を持しての2冊めのタイトルは『OVER60 Street SnapⅡ  わたしの着かた、わたしの生きかた』

—なんかそのまんまですけど、いいタイトルだと思います。

 

“Advanced Style”の成功以来、シニアのファッション写真集がひとつのジャンルとして認められつつあるようです。

ひとつは今後進んでいく高齢化社会にあって、誰もが「くすんだ老いぼれにはなりたくない」と思っているはず。

そんななかでカラフルに、思い思いに、好きな装いでキラキラしているシニアマダムたちは、未来の希望の星に見えるのですね。

 

この写真集に共感しているのは、同世代のマダムたちはもちろん、もうすぐ仲間入りする世代やマダムたちのお嬢さんたち。

いつまでもステキな母であってほしい、いつまでも人生を、ファッションを楽しんでほしいという気持ちが、書店で1コーナーを形成するくらいの市場を開拓してしましました。

 

「L’idéal (リデアル) 」さんの2冊めは、単なる続編にならないよう、ブログには掲載されていない方を中心に31名が登場。

ファッションはもちろん、その方の生きかた、考えかたをていねいに紹介しています。

 

結局、どんな服を選ぶかは、どんな生きかたを選ぶかということ。

ファッションの仕事をしている者がこんなこと言うの、どうかと思うかもしれませんが・・・

ファッショナブルかどうか、じゃないんです。

 

着るものには、そのひとがなににこだわっているかが表れます。

誰かと会うときに“身だしなみ”以上の気遣いが装いに表れていると、人を大切にするひとだと伝わります。

個性的な着こなしをするひとは、主張も個性的です。

ひとりよがりかどうかは、声をかける“きっかけ”になるものを身につけているかどうかでわかります。

 

誰かと会うとき、おしゃれしてくれいていたら「自分のためなんだな」とうれしくなるのが、ふつうのひとの反応です。

逆の言いかたをすると、こだわっていないひとは、こだわっていないことが表れます。

それはやっぱり残念だと思うんですよ。

 

“身だしなみ”以上のプラスアルファがそのひとらしさです。

そのひとがなぜその装いを選んだのか。

そんなことを考えながら読むと、いろんなヒントがたくさん見つかる1冊です。

 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。