身なりは人をつくるというけど、たしかにわたしの場合、着るものが自信をつけてくれた。

—オードリー・ヘップバーン

 

sdnet01 / Pixabay

 

物質には「色」「形」「素材」「サイズ」があります。

人間も物質ですので、やはり「色」「形」「素材」「サイズ」があります。

 

似合う、とは調和するということなので、自分の色・形・素材・サイズに調和するものを選べばいいわけです。

 

と、いうことは「似合う」を極めるには、まず、自分の色・形・素材・サイズを知ることが大事なんですね。

 

自分の色、というと肌、髪、瞳などがあげられます。

西欧人ほど色域はひろくありませんが、アジア人の髪の色も黒一色ではありません。

肌や瞳の色は、もっとバリエーションがあります。

自分がどんな肌、髪、瞳の色をしているかわかって、それらの色が映える色づかいをすれば、顔色が血色よく見えたり、色白に見えたり、小顔に見えたりします。

それが似合う色の効果です。

 

じつは色の効果は、似合わない色を着たときのほうがはっきり現れます。

わたしは黄味が強く、くすんだ暗い色が苦手です。

会社員だっ頃、どうしても早く帰りたい日には、カーキ色のミリタリージャケットを着て、ベージュの口紅でメイクして行きました。

100%の確率で「きょうは体調が悪そうね」と言われました。

 

まあ、あんまりお勧めしませんけど。

 

“似合う”を決める要素の4割くらいを色が占めるといわれています。

残りの6割が形と素材です。

顔型、顔のパーツの大きさや形、体型に合ったものを選べば、そのひとの顔型や体型の持ち味、個性、長所を違和感なくアピールすることができるんです。

 

たとえば藤原紀香のような体型の女性は、カラダにフィットしてボディラインを強調するような服が似合います。

一方で江角マキコはメンズライクなパンツスーツがかっこいいですよね。

彼女たちがお互いの衣装を取り替えてみたらどうでしょう。

お二人とも美しいので、着こなしてしまいそうですが、どちらがより“彼女らしい”でしょうか。

 

カーヴィなボディにはカーヴィな服、シャープなボディにはシャープな服が自然にフィットします。

 

目鼻立ちがはっきりくっきりしたひとであれば、大きな柄物、大きなアクセサリーにも負けません。

でも、彼女の身長が150cmだったら、柄やアクセサリーの大きさはもうすこし小さめがいいんです。

 

体格に厚みがあるかたなら、ハリのある生地、厚手の素材がいいんです。

透け感があるような薄い布は安っぽく見えてしまいます。

体格が薄いかたなら、薄手のやわらかい素材が繊細な魅力を伝えます。

ムートンのジャケットだと、着られてるみたいに見えるでしょう。

 

自分が持ってる道具の形と大きさ、素材を知る手法が、いわゆる骨格診断やラインアナリシスです。

 

こんなふうに自分が持ってる道具の形と大きさ、素材、そして色に合わせるーこれがもっとも自然で無理がありません。

 

でも、藤原紀香タイプが、シャープでかっこいいスーツを着たかったら?

江角マキコタイプが、フェミニンなドレスを着たかったら?

 

さあ、そこが問題ですよねぇ。

もちろん方法はあります。

そこをご提案していくのが、わたしたちイメージ・コンサルタントの仕事です。

さらに本来の自分の体型やその特性に合うものより、なぜそうでないものに惹かれるのか・・・

そこらあたりを解き明かしながら、なりたい自分になれるようにしたり、自分本来の魅力をとらえ直すきっかけをつくるのがスタイリング・カウンセラー®の仕事です。

 

くわしくはまた別の機会に譲るとして、“似合う”とは、自分の色・形・素材・サイズに調和するものを身につけること—

と、ちょこっとアタマの隅に置いておいてくださいね。

 

さて、5月から本格的にスタイリング・レッスンとイメージ・コンサルティングのサロン活動をスタートします。

4月23日には、そのキックオフとしてブランチ会を開催します。

“似合う”について、もっとお一人おひとりに寄り添ったお話をするつもりです。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。