「いつもカッコいいですね」

と言われると、わたしは遠慮なく「ありがとう」と即答します。

うれしいですもん。

・・・ちょっと照れるけど。

そんなとき、

「わたしにも独自のスタイルっていうか、そういうのできますか」

と聞かれることがあります。

「できますよ」

とお答えします。

たいてい「えー、でもー」と反応が返ってくるのですが、大丈夫です。

ただ、そのためには、超えなければならない壁があります。

自分らしいスタイルを見つける前に

まず前提として、オフタイムの装いということでお話をします。

ビジネスの装いにはルールがあるし、フォーマルにもドレスコードがありますから。

ひとつ知っておいていただきたいことは、自分らしいスタイルを貫くと、周囲から浮く、ということです。

ふつうの生活では、あまり目立ったり、個性が強過ぎると不利になることがあります。

「浮いたら困る」では自分らしいスタイルは確立できません。

だって「みんなといっしょ」ではないから、「自分らしい」わけですから。

そのを乗り越えて、 

「他人と同じじゃイヤ!これがわたし!」

と言い切れる心境になれるかどうかです。

心配しないでいただきたいのですが、「自分らしいスタイルを見つける」「個性的に着こなす」のは、なにも奇抜な服装をすることではありません。

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自分らしいスタイルとは?

好きではない服を、人は着ることができません。

そうではなく、「着てみたいけど、似合わないだろうな」と思っていままで諦めていた服が着られるようになる、と受けとめてほしいのです。

自分らしいスタイルって、簡単にまとめるとこういうことです。

1)自分に似合うデザイン

2)自分を引き立てる色や柄

3)自分らしいテイスト

4)自分に合ったサイズ

5)◯◯といえば、あなたというシグネチャー(署名、サイン、あなた“印”)

6)つねに1)~5)を身につけていること

結果的に周囲から目立ってしまうのは、自分らしいスタイルを確立しているひとが、じつは少ないからです。

ほとんどのひとは自分に似合うものを知りません。

しかも、スポーティなシャツにエレガントなバッグを合わせるような間違ったテイストミックスをしてしまいます。

こういうミスがなくなるだけで、装いはどんどんムダなく洗練されてきます。

この“ムダなく、洗練される”ということが目立ってしまう要因です。

「みんなといっしょ」で安心したいか、「あのひと、どこか違って素敵ね」と言われたいか。

どちらがいいですか。

自分スタイルを極めた代表的なひとといえば

ムダなく、洗練されているひとを一人、ご紹介しましょう。

世界のファッション・トレンドを左右するといわれる米VOGUE誌の編集長、アナ・ウィンター。

つねにボブヘア、サングラス、クラシックな膝丈スカート、そして靴はベージュ系のサンダルかパンプス(冬は服に合わせたブーツ)。

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おなじものを着ているわけではないのに、究極のワンパターン。

それは、つねにボブヘア、サングラス、クラシックな膝丈スカート、そして靴はベージュ系のサンダルかパンプスだから。

これらが彼女のシグネチャー。

だからいつも印象が一貫している、ひとつの理由です。

どう見ても一般人じゃないけど、 極端に奇抜ではありません。

でも、圧倒的な存在感。

それは、

「これを身につけたわたしは誰でもないわたし!これでいいの」と自信満々だから。

そのひとらしさを印象づける、最後の切り札は自信です。

魅力あるひとで、自信のないひとはいません。

最初は自信がなくても大丈夫。

足りない自信を後押しするのが服装です。

服にはそのくらい、パワーがあります。

まずは最初の“壁”を超えられるかどうかを自分に問いかけてみてください。

そこを超えたら、いよいよスタイリング・レッスンの始まりです。

ISCAのコピー1 

 では、本日もアドバンストな一日を。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。