大分銀行赤レンガ館(大分県大分市)

 

前職の関係で、1都1道2府43県を踏破しました。

ほとんどが取材の仕事での出張です。

40代なかばまでに47都道府県の大半を廻りました。

最後の最後まで行けなかったのは3県だけ。

大分、佐賀、そして熊本です。

すべて九州。

 

武雄温泉楼門(佐賀県武雄市)

 

退職が確定的になった2014年の2月。

例年どおり福岡への出張がありました。

このあとしばらくは九州に行けないかもしれない。

週末をはさんでのスケジュールだったので、思い切って、大分、佐賀、熊本の3県を電車で横断しました。

 

旧唐津銀行(佐賀県唐津市)

 

JR九州といえば、工業デザイナー・水戸岡鋭治さんが手がけた個性的な車輛が有名です。

次から次へと乗り継ぐだけで、デザインマニアにはたまらない経験になりました。

 

立野ー赤水間約8kmのスイッチバック走行。靄の流れが逆行しているかのように見える。(熊本県阿蘇市)

 

さらに立野—赤水間で前進・後退を繰り返しながら坂を上るスイッチバック走行を初体験

運行が始まってまもない「ななつ星」に乗ることはできませんでしたが、遭遇することはできました。

 

クルーズトレイン「ななつ星in九州」(大分県大分市)

 

また、当時、スタバとツタヤが入って話題になった武雄市立図書館、旧唐津銀行本店、大分銀行赤レンガ館など、わたしの大好物の建築名所と温泉巡りも加えた、贅沢なひとり旅でした。

 

武雄市図書館(佐賀県武雄市)

 

別府温泉(大分県別府市)

 

旅のハイライトが熊本城でした。

 

日本三名城(※熊本城、名古屋城、姫路城)のなかで訪れたことがないのはここだけ。

九州横断特急に乗る時間の関係で、日の出前にホテルを出なければならなかったのですが、なんとしても見ておきたくて、タクシーを飛ばしました。

 

熊本城(熊本県熊本市)

 

運転手さんが気をきかせて最高の撮影ポイントに直行してくださり、撮ったのがこの写真です。

 

「ブラックタイを着込んだ石原軍団みたい」とつぶやいて笑われたのが昨日のことのよう。

直前に『太陽に吠えろ!』のオープニングシーンみたいな日の出に染まるお城を見たせいでした。

わたしとしては「男らしくてカッコいい」ことを最大限のほめ言葉で表現したつもりだったんだけど・・・

 

 

14日の地震で、天守閣にあった鯱(しゃちほこ)が行方不明になり、瓦は落下、石垣も崩れるなど大きな被害を受けました。

すぐれた文化遺産は、たんなるモノではなく、地元の人びとにとってはシンボルであり、心のよりどころでもあります。

それが美しいものがもつ、ひとを勇気づける力です。

  

震災のお見舞いを申し上げるとともに、心と街の復興を祈ります。

九州は美しいところがたくさんある。

カメラを持って、必ずまた訪れます。

 

 

■参考:一度は乗りたい水戸岡鋭治デザインの九州の電車ランキング(Ranking Share)

 

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。