先日ご紹介した釘山健一さんの著書です。

まるで漫才のよう

こんなセミナー、見たことない

セミナーの概念が変わった

 

と、言われるだけのことはあると思いました。

 

楽しくなければ会議じゃない

この本の最終的な結論はここです。

会議といえば「かた苦しい」「眠い」「決まった人しか発言しない」「ダラダラ長くて時間のムダ、早く自分の作業がしたい」—ぶっちゃけわたしもそう思ってました。

釘山さんはそこを切り崩すところから始めます。

 

どうすれば会議を楽しく、主体的で、参加者が納得できるものになるか。

そのための考えかたや進めかたを具体的に提示しています。

そして読みながら気がつきました。

これは会議だけじゃない、セミナーだっておんなじだと。

そう、“会議”を“セミナー”に置き換えると、すごく当てはまることが多いんです。

とくに参加型やワークショップ形式のセミナーをされる方には気づきが満載です。

つまりわたし自身がそうだから。

 

cdu445 / Pixabay

 

行き着くところは“おもてなし”の心

セミナーでも受講生の緊張感を取り除くためにアイスブレイクを取り入れます。

ワークで自己開示したり、参加者同士で話し合う機会をつくり、意見をシェアしたりします。

 

セミナーを始めた頃は、どうすれば受講生にくつろいで参加してもらえるか頭をひねります。

慣れてくると、自分なりのパターンができあがります。

それはそれでいいんですが、つねにレベルアップしていくにはマンネリは避けたいですよね。

そのためのヒントがこの本にはたくさんありました。

 

たとえば、

 

・座っていると資料が置いてある

・座っているとお茶が配られる

・終わったら片付けをしないで帰る

実はこれらは「甘やかし過ぎ」です。

(『会議ファシリテーションの基本がイチから身につく本』P165より引用

 

あら、びっくり!

これ、全部やってたわー。

だけど、こんなふうにバッチリお膳立てすることは、参加者の主体性を奪うと釘山さんは警告します。

会議でも、セミナーでもふつうにそうしてきたわたしは、危機感をおぼえました。

ではどうすればいいのか—は、本をお読みいただくとして。

 

geralt / Pixabay

 

実際に釘山さんが成果を上げてこられた会議グッズや実物資料の使いこなしは、次の会議やセミナーですぐに使えます。

どこでも買えるし、誰でも使える。

ファシリテーション力は誰でも身につけられると豪語されるだけのことはあります。

 

経営者はのちろん、セミナー講師こそ読むべき本

組織の責任者、会議を仕切る立場の方や研修講師の方に必須といわれるファシリテーション力。

会議とセミナーでは違いもありますが、参加された方の主体性を引き出し、結果を出すために行動してもらう点については共通しています。

そこに講師の力量が問われます。

 

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最近はセミナーというとパワーポイントなどのスライドを使うことが多いですよね。

でも、板書される方もまだまだ多い。

スライドと併用される方も少なくありません。

これまでとくに意識することがなかった板書ですが、書きかた次第で参加意欲が変わるとわかれば、活用しない法はありません。

 

知らないことがたくさんありました・・・

 

わたし自身も“会議ファシリテーション”ということでうっかり見逃していましたが、これはセミナー講師こそ読むべき本です。

会社を変えたい経営者や組織長、セミナーを変えたい講師の方にご一読をおすすめします。

 

=information=

釘山さんのリアルセミナーが4/29に開催されます。

詳細、お申し込みはこちらから。

 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。