スタイリングからクリエイティブまで、あなたの強みを“見える化”する、アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

「言い切る」ことについて、「納得解」とは別の角度からお話しします。

 

言い切れない理由として、反論や批判が怖いケースがあります。

わたしは精神分析家ではありません(いちおう大学で教育心理学とカウンセリング技法はかじりました)。

なので批判に弱い人はセフルイメージが低いとか、そういうことは言いません。

専門家として意見が批判されたときにどう対応するかを書きます。

 

批判に応える7つのステップ

批判されたら、以下のステップで考えます。

 

 

批判に弱い人には特徴があります。

たとえば、持ち物を批判されただけなのに、選んだセンスや人格まで批判されたと拡大解釈してしまう。

 

これは、ふだん、がんばり屋さんに見受けられる傾向です。

一生懸命、できるだけミスをせず、成果を上げられるようにがんばっている。

過去に失敗して、ひどく叱責された経験をお持ちなのかもしれません。

まじめな方ほど発言が慎重になります。

無難なことしか言えなくなる。

 

でも、無難なアドバイスにお金を払いたいですか。

 

geralt / Pixabay

 

では、7つのステップを順番に見ていきましょう。

 

1)「なに」を批判しているのか

先の例でいえば、持ち物なのか、人格なのかということです。

人格批判となると絶縁前提の大ゲンカになります。

相手が感情的になっていないなら、まずよく話を聞きましょう。

 

2)「どの程度」の批判なのか

ちょっと冗談っぽくキツいことを言う無神経な人はいます。

“地雷ワード”を知らずに踏んでしまうことも。

言った本人は軽い気持ちでも、言われたほうはグサッとくる。

軽い批判なら相手を責めるより、言葉をかわす術を身につけましょう。

必要以上に傷つかず、人間関係を壊さずにすみます。

 

3)「なぜ」批判しているのか

「知りもしない人から嫌われたら、それはあなたが素晴らしいことを示している」

お騒がせセレブ、パリス・ヒルトンの言葉です。

ねたみ、やっかみが批判になるのはよくあること。

批判されたら、喜びましょう。

 

Unsplash / Pixabay

 

4)批判している人と自分との「関係性」は

その人は自分にとってどのくらい重要な人でしょうか。

顔見知り程度?

見込み客?

親戚縁者?

関係性とその重要度によって、言葉の「重み」が変わります。

 

5)批判している「目的」は

6)批判されることで「失うもの」は

批判は賞賛よりエネルギーがいります。

ほめたらお礼を言われるか、謙遜されるかです。

ほめるのはラクなんです。

聞き役になれるから。

 

「最近、急にきれいになったわね。なにかあったの?」

「やせてカッコよくなったね、どうやったの?」

批判をすると、された側はその理由や改善策を聞いてくるでしょう。

それについていちいち説明しなければなりません。


 

これが結構メンドクサイ(感情的にイヤなだけなのに、正当化するわけですからね。理屈をひねり出すのは大変です)。

 

swooshed / Pixabay

 

それでも批判するのは、なんらかのメリットがあるからです。

たとえばあなたを「失わない」ため。

 

ファッションやメイクを変えてきれいになると、ウキウキしますね。

ほめられる機会も増えるでしょう。

 

でも、あなたが遠くなったようで寂しく感じる人もいるんです。

そういう人は自分も努力してきれいになろうとせず、人の足を引っ張ります。

そのほうがラクだからです。

寂しさから批判する人がいることは覚えておいてください。

仲がいい人ほど寂しがることがあります。

 

スタイリングの仕事をしていると、これはよくあることです。

外見が変わると、人生のステージが変わります。

人生のステージが変わると、つきあう人が変わります。

あなたについていけなくなる人は、いつか離れていきます。

でも、新しいステージには、新しい出会いもあるんですよ。

 

7)批判を「建設的なアドバイス」に変換する

相手が本気でこちらのことを思って批判する場合は、表情でわかります。

 

わたしはあることがあって、無償の愛が存在することを確信しました。

それ以来、誰にどんな批判をされても気にならなくなりました。

 

感謝して、おしまいにする

そのかわり、ごく限られた信頼できる人からの苦言や忠告は本気で聞きます。

批判はほんとうにエネルギーのいる作業です。

あえて悪役を引き受けてくださると思って聞けば、批判はすべてアドバイスです。

 

uroburos / Pixabay

 

7つのステップを踏めば、批判をかわしたり、有効活用できるでしょう。

 

言い切ることができないコンサルタントやセミナー講師は、信頼されません。

受講者は、専門家と信じてくださっているのですから。

 

批判されたら、相手の真意を汲んで、冷静に自分の意見を言い切りましょう。

 

そして、

 

「あなたの意見はわかりました。言ってくれてありがとう」

 

これでおしまいです。

 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。