ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しました。

本日は予定を変更してお送りします。

 

サロンをオープンして、知らないうちに1年と数ヶ月が過ぎていました。

早かった……正直、いいことばかりではありませんでした。

 

迷ったり、うまくいかなかったり、考えに行動が追いつかないことも。

ほんとにこれでいいのかな。

理想と現実の間で、判断に迷うことが何度もありました。

会社員のときだって迷ったけど、フリーになったら判断ミスはもろかぶり。

余裕がなくなると、ますます判断に迷います。

 

 

ウォルター・アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』に、こんな言葉があります。

 

アップルの人間も、アップルとはなにか、自分たちはどういう人間なのかがわからなくなった。それを思い出すきっかけには、誰が自分にとってヒーローなのかを考えてみるといい。

 

ボブ・ディランはジョブズのヒーローのひとりでした。

基調講演のデモではビートルズに次いでディランの曲をよく再生しているし、インタビューでも彼の言葉を引用しています。

初めてディランと対面したときは緊張で話せなかったらしい。

あのジョブズが……よほど好きだったんでしょうね。

 

 

ジョブズは「人となりは、その人のヒーローが誰かでだいたいわかる」とも言っています。

わたしにとっては、そんなジョブズがヒーローのひとりなんですよね。

ディランやジョン・レノン、そしてストーンズ、フェイセズ、デヴィッド・ボウイ、プリンス、ポール・ウェラー、トム・ウェイツ、マドンナ、ジョニ・ミッチェル…書ききれないほどのミュージシャンたちもそこに連なります。

 

手近にあったディラン本。原詞・曲解説・証言・弾き語り譜を収録。証言だけでも名言の宝庫。翻訳は日本でディランといえばこのひとの菅野ヘッケルさん。

 

学生時代、洋楽が好きで歌詞を自己流で翻訳していました。

好きなミュージシャンがどんなことを言ってるのか、考えてるのか知りたかったからです。

ロックの歌詞はヒーローからのメッセージでした。

それはやがてわたしの哲学になりました。

 

ディランの曲をひとつ紹介します。

“Forever Young”は、美魔女に捧げた歌ではなく、息子・ジェイコブ(The Wallflowersのヴォーカリスト)が生まれたとき、彼のこれからの人生に想いを託して書かれた曲です。

 

YouTube Preview Image

 

この曲が絵本として出版されています。

 

翻訳したのは、日本在住の詩人・アーサー・ビナード。

原詞も泣けますが、邦訳もかなりヤバい。

“Forever Young(いつまでも若く)”というタイトルを“はじまりの日”としたところに詩人のセンスを感じます。

「どうしてそうなるの?」と不思議な方は、ぜひ本をお読みになってみてください。

 

イラストはポール・ロジャース。

動画をご覧になればわかるように、子どもにも親しみやすいあたたかみのあるタッチ。

ファンなら、“Like a Rolling Stone”に登場する猫やプラカードに書かれた‘How many?’(“Blowin in the Wind(風に吹かれて)”に出てくる問いかけ)にニヤリとするはず。

 

ディランの歌詞は複雑で難解、訳してると“ブルー(憂鬱)にこんがらがって”しまうこともしばしばですが、この曲はとてもシンプル。

親が子を想う、祈りにも似た気持ちがまっすぐに伝わってきます。

 

フリーランスが迷ったとき、最終的に信じるのは自分の判断です。

つらいのは、判断できないからじゃなく、判断に自信をもてないからなんですよね。

自分をとてもちっぽけに感じてしまうんです。

でも、いまがどんな状況だったとしても、わたしたちは祝福され、よろこばれ、愛されて

うまれてきた。

どんな決断もきっと、「星空へのぼる はしごが見つかる」道につながっている…

 

“Forever Young”は、それを思い出させてくれる1曲であり、この本は子どもに読み聞かせる前に、自分のためにかみしめたい1冊です。

 

自分の判断を信じられなくなったら、自分のヒーローを信じる。

ヒーローは自分の理想だから、究極のヒーローって自分なんですよね。

ではフルコーラスでどうぞ。

 

YouTube Preview Image

 

きみの心のうたが みんなにひびきますように。

本日もアドバンストな一日を。

 

The following two tabs change content below.

miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。