なりたい“あなた”をプロデュースする、やまだみゆきです。

 

夏休みがはじまりましたね。

遠い昔のことですが、1970年の夏休みは特別でした。

なぜなら、その年は大阪で万国博覧会があったからです。

 

photo by TANEJIRO PHOTO AC

 

さて、昨日放送されたNHKの『歴史秘話ヒストリア』をご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

大阪万博がテーマでしたよね。

 

当時、わたしは小学4年生。

親戚が家に来るたび連れて行ってもらい、8回行きました。

夏休みの自由研究は、もちろん万博レポート。

 

公式ガイドには観たパビリオンにチェックを入れ、各館のテーマを記録していた。中華民国館のユニフォームってチャイナドレス風だったのかな(小4)。

 

もう手もとにはありませんが、公式ガイドとスタンプ帳は残っていました(神戸の震災のときに昔のものはかなり捨ててしまいました)。

さらに中1の四国旅行や中2の中国地方への旅のレポートを発掘。

 

上が中2の中国地方旅行記、下が中1の四国旅行記。

 

四国も中国も手描きのイラストマップ入りでした。

目次、行動予定表、見学記、スタンプ帳、歴史や文学・風俗の調査と研究、語句、人物調べ、感想と反省、なんと参考文献まで。

本文は写真やパンフレットを切り貼り(とてもレイアウトとは呼べないレベルだけど)して、いちおう編集物としての体裁は整っています。

 

訪問したところを克明に記録。こんなイラストマップ、なにを参考にして描いたんだろう(中1)。

 

もう1冊、ノートを発見。

こちらは美術鑑賞の記録。

フラ・アンジェリコからクリムトまで。

代表作の研究やら観に行った美術展の記録と感想やら。

圧巻は大量のデ・キリコ展の新聞切抜き。

やっぱりシュルレアリスムが好きだった・・・

 

そういえば、万博レポートでいちばん力を入れたのは、コンパニオンのユニフォームについてでした。

もしかしたら、あれが自分史上初のファッションレビューだったかもしれません。

 

旅行記は夏休みの自由研究だけど、誰に強制されたわけでもありませんでした。

四国は大学ノート83ページ分、中国は67ページ分。

すべてひとりで仕上げました。

子どもなりに、本を編集しているつもりだったんだと思います。

 

美術展の記録も好きでやっていたこと。

当時よく聴いていた洋楽の歌詞の和訳ノートも出てきました。

好きなアーティストがなにを言ってるか、知りたかったんですよね 。

 

翻訳ソフトのない時代のこと。

辞書を引きながら調べました。

 

 

今年で56歳になりますが、基本的に10歳、13歳の頃とやってることはほとんど変わりません。

というか、小学4年生のまま、おとなになったというほうが正解に近い気がします。

好きなこと、得意なことを仕事にしているひとは、おそらく夏休みの自由研究をおとなになってもつづけているひとなのです。

 

ブランディングのコンサルやレッスンをしていて「自分の強みがわからない」とおっしゃる方がいます。

得意なこと、とくに努力しなくてもスイスイできてしまうことは、自分にとってあたりまえすぎて、強みだと気づきにくい面があります。

自覚できないと、見落としたまま成長してしまうんですね。

 

得意なことが直接、職業や仕事につながるわけではありません。

でも、その能力の“エッセンス”である部分が仕事をうみだす可能性はあります。

 

たとえば計算が得意な子がみんな数学者になれるわけではないけれど、有能な経理マンになる可能性は高そうです。

作文の得意な子が大きくなって芥川賞を獲るとは限りませんが、web ライターならすぐ仕事を取れるでしょう(おすすめはしませんが)。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 街画ガイド

 

さて、夏休みです。

ご実家に帰省される方も多いでしょう。

子どもの頃に過ごした部屋が残っている方は、昔の想い出の品を探してみてください。

子どもの頃の自分との再会が、いろいろなことを気づかせてくれるかもしれません。

  

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。