年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。
―ジョージ・バーナード・ショー

 

こんにちは。

アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

服装は着るひとのメッセージということで、ブログは毎回、その日のエントリ(記事)に関連する、名言、名セリフなどの引用から始めています。

バーナード・ショーとかオスカー・ワイルドとか、劇作家が残している言葉は、なんかこう、いちいち気の利いたのが多い。

うまいこと言うなー、みたいな。

 

アメリカのマダムたち

 

最近出たばかりの写真集・“Madam Style”は、タイトルといい、雰囲気といい、コンセプトはどうみたって“Advanced Style”なんですが、登場しているマダムたちの「おしゃれがとっても楽しい!」って表情がいいので、それ以上、突っ込まないことにする。

 

なんだかんだいってファッション関係や舞台関係者が多かった“Advanced Style”に比べ、もっとずっとベーシック寄り。

とてもとても真似できないマイワールド炸裂のスタイルはセンスアップの参考にはなるけど、おしゃれが苦手なかたがそのまま真似るにはハードルが高い。

そこへいくと“Madam Style”は、

「まず色をカラフルにすることから始めてみる?」

って感じでとっつきやすいことは確か。

 

写真集の冒頭に引用されているオスカー・ワイルドの言葉、

“ドレスアップしすぎるとか、学びすぎるなんてことはない”。

 

この言葉を紹介したマダムはきっと「いいトシして」みたいな風潮をパシッと否定したいんでしょうね。

 

世界のマダムたち

さて、そんなわけで敬老の日にちなみ、このところ出版がつづいているシニア世代のファッションをテーマにした写真集を集めてみました。

 

スライド1

 

ええ、全部持ってますとも(目標ですから)。

もちろんすべてに目を通していただければよいのですが。

こうして表紙を並べただけでも、各国マダムの印象の違いが浮かび上がってくるのがわかりませんか。

 

日・米・仏、すべてに共通するのは、シニアに対するネガティブな印象をぶちこわす、パワフルでポジティブなマダムたちの貫禄とその輝き

違いはというと—。

パリマダムはシックでエレガント。

個性的で個人主義。

NYマダムは劇場型というか、他人から注目されることをより意識している気がします。

・・・するだけですけど。

 

日本のマダムたちはその中間くらいかなー。

島田順子さんと鳥居ユキさんはさすがファッションのプロ。

 

日本人がインターナショナルな場に出ると、いまだに「なぜ着物を着ないの」という意見があがります。

ふだんから着物を着る習慣がある方や着物が好きな方はいいけれど、勝負服やファッションとして、着慣れない方がいきなり着物を選ぶのは危険です。

 

日本人なら誰でも着物を着るだけで似合うわけじゃない。

それは文化に対する驕りです。

 

長時間着ても着崩れしないとか、着物を着たときの所作とか、洋服とおなじで経験値が必要。

島田さんや鳥居さんの着こなしをみてると、長年のファッションの経験値があれば、日本人が洋服をここまで楽しめるんだなー、ということがわかります。

 

日本人気質って基本的にマジメなので、つきつめてなんでも“道”にしちゃうところがありますよね。

柔道、剣道、弓道、書道、茶道、華道、香道・・・みたいに。

 

ファッションは洋服道にするんじゃなく、もっと遊びがあっていいんじゃないかな、年齢を重ねれば重ねるほどに。

そんな感じでめざすシニアライフをこれらの写真集からイメージするのもよろしいのではないでしょうか。

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。