こんばんは、アンチョビーズのバックコーラス、ミーです。

いやー、2016年も大詰めですね。

 

今週、大ビックリなニュースが飛び込んできました。

12月25日、クリスマスの日に、ジョージ・マイケルが亡くなりました。

 

53歳!

わたしより若い!

 

つうか、ジョージ・マイケルが年下だと初めて知りました。

 

……そういう問題じゃない。

 

今年はデヴィッド・ボウイ、プリンスと、思い入れのある大物アーティストが亡くなってすごく寂しいです。

べつにまいにち顔あわせてるご近所さんって間柄じゃないけど(殴)、2度と新曲が聞けないじゃないですかー(泣)。

 

わたしにとってジョージ・マイケルといえば、この曲!

 

YouTube Preview Image

 

スーパーモデルは、なにを象徴していたのか

80年末から90年頃といえば、バブル絶頂期。

この時期を象徴する存在が、スーパーモデル

ビデオにはリンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベル、クリスティ・ターリントン、タチアナ・パティッツ、シンディ・クロフォードが登場します。

 

彼女たちが注目された時代背景として、当時、ハリウッドが低迷期だったことが考えられます。

女優や俳優、歌手などにアイコンとなるようなスーパースターがいなかったり、エンタメ産業じたい調子がよくなかった。

そこに取って代わったのが、完璧なプロポーションと個性的な顔だちのモデルたちだったんですね。

80年代後半から90年代前半、世界じゅうのあらゆる雑誌のカバーを飾りつづけ、圧倒的なネームバリューを誇りました。

このブームは90年代末頃、日本で“セレブ”という単語が聞かれるようになるまで、つづきます。

 

スーパーモデルのなにが“スーパー”だったか。

ゴージャスなルックス、世界的な知名度はもちろん、1回のショーや撮影に支払われるギャラがそうでした。

リンダは「1万ドル以下の仕事ならベッドから出ない」と豪語!

 

モデルは服を見せるのが仕事です。

でも、この時期は服よりもモデルが注目されていた。

それでも1万ドル以上払うことにクライアントは異議を申し立てなかった。

ルックスにはそれだけの価値がある、ということをはからずも実証しちゃったんですね。

 

 

91-92のヴェルサーチのショーには、ビデオにも登場した4人—リンダ、ナオミ、クリスティ、シンディが肩を組んで、この曲に合わせながらランウェイを歩くシーンがあります(上のナオミのインスタはジョージの死を悼んでアップされたもの)。

 

YouTube Preview Image

 

ファッション史上、デザイナーよりモデルが注目された、ある時期を象徴する出来事でした。

これって、ファッション業界にとっては“敗北”を意味するんですよね。

 

スーパーモデルブームは彼女たちの美貌が衰えたとか、消費者が飽きたから下火になったという説があるけど、わたしは業界が「このままではイカン」と思ったからストップをかけたと思っています。

そのスーパーモデルをジョージ・マイケルは“虚構”の象徴として登場させたんですよね。

 

ふたつの“Freedom!”

ビデオにジョージ本人は登場しません。

この曲は、ワム!として活動していた時代に感じた閉塞感からの解放を歌ったものだそうです。

音楽業界で自分がいかに追い詰められていたか。

アイドルとしての立ち位置に対する悩み。

切実な気持ちが吐露されています。

 

…もっともこの曲がヒットしてた頃は、そんなことおかまいなしに踊ってましたが(ノリがいい曲なので)。

 

タイトルに“’90”とあるのは、ワム!時代にも“Freedom!”という同名異曲をヒットさせてたから。

これはこれで楽しい曲だし、ワム!の代表曲のひとつですが、かぶってもいいからこのタイトルしかない、というくらい切羽詰まっていたんですね。

 

ビデオには、大ヒットした前作“Faith”で着用していた革のブルゾンが燃えるシーンがあります。

このブルゾンね。

 

YouTube Preview Image

 

この頃、ジョージは所属していたレコード会社と訴訟で揉めてたりして、いろいろ嫌気がさしてたのかもしれません。

それでも、いま見ても“Freedom!’90”のビデオは美しいし、メッセージは深みがあるし、ドラマ性もたっぷり。

アーティストが本気の想いでつくると、時代を超え残っていくんですね。

そしてその起点は、怒りや悩みといったネガティブなものでもいい。

それをクリエイティブに昇華できれば。

 

ふたつの“Freedom! ’90”

マイケルの死という大きなきっかけがなくても、この曲は取りあげたいと思っていました。

というのは、今年になって“Listen without  Prejudice vol.1 ”の25周年記念盤がリリースされ、これに収録されていた“Freedom! ’90”の2016年版ミュージック・ビデオが公開されたからです。

 

YouTube Preview Image

 

こちらに登場するのは、アドリアナ・リマ、ジョアン・スモールズ、アナ・イワーズ、イリーナ・シェイク、テイラー・ヒルなど11人。

モデルとしての存在感が小粒になったぶん、数で勝負か(殴)。

四半世紀を過ぎて、音響や映像技術の進歩には目を見張りますねー。

 

90年代のスーパーモデルブームを経て、美の解釈も多様化。

きょう解散するSMAPの歌のように、ナンバーワンよりオンリーワンであることに誇りが持てる時代になりつつあるのなら、すばらしいことです。

あなたのオンリーワンを引き出すには、ファッションが大きなチカラになります。

来年は発信頻度を高めて、さらに実践的な“学校”にしまーす!

今年はお世話になりました。

 

来年もアドバンストな1年を!

 


いま、募集中のメニューはこちら▼

■随時開催/あなたの資格で自立できる、パーソナルコーディネーター®ビジネス認定講座

■2017年2月26日/未来が叶うリーディング&写真で【新月の運気アップ&開運名刺コラボ】

The following two tabs change content below.

miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。