“おしゃれの学校”のヤマダミユキです。

 

個人のスモールビジネスにおいて、パーソナルブランドの確立は必須です。

いまは、なんでもある時代。

起業しようとしたら同業者だらけ。

 

まずは、ブランドコンセプト。

プロフィール、肩書き、キャッチフレーズ、イメージカラー、etc…

 

それらをハッキリさせるために、自分の強みや実績を棚卸ししたり、理想顧客を絞りこんだりします。

 

わたしもJPCA(日本パーソナルコーディネーター®協会)やISCA(国際スタイリングカウンセラー®協会)のインストラクターとして、ブランディングの重要性を伝えています。

じつは、ここで躓くひとが結構います。

強みがわからなかったり、顧客像が大ざっぱすぎたり、ぼんやりしていたり…

 

マーケティング的には、その手順で正しいんでしょう。

 

 

でも、スタイリストとして起業しようとするひとは、マーケティングについてまったく学んだことがない人が多いんですよね。

だからピンとこない。

 

それに感覚的な人が多いのも特徴です。

強みや顧客像を考えるにあたって、もっと感覚的にとらえる方法はないか。

ずっと考えていました。

 

たとえばわたしは、クライアントから衣装のご依頼を受けると、ヒアリングに基づいてキャラを設定し、ストーリーをつくります。

 

ご提案するスタイリングは、そのかたの強み、その装いに憧れたり、支持したりするお客さま像を反映したものです。

ストーリーを考えるって、わたしにとってはブランディングそのものなんです。

 

 

ということは、ストーリーをつくって、そこから「強み」や「理想顧客」を落とし込めたら、感覚派のひとにもわかりやすいんじゃないか。

 

なーんて考えてたら、ぴったりの本が出ました。

ジム・シグノレリの『ストーリー・ブランディング』がそれ。

 

 

解説は企業ブランド中心ですが、もちろんパーソナル・ブランドに展開・応用が可能。

とくに使えるのが、「元型(アーキタイプ)分析」。

心理学者カール・ユングの行動パターン分析をもとに、ストーリーを12種類に分類。

そこからブランドの価値観を探っていきます。

 

分類することではなく、分類によって価値観を明確にすることが目標。

どれかひとつではなく、掛け合わせもアリ。

この具体例がわかりやすい。

 

ストーリー・ブランディングというと、これまでは「商品ではなく物語を売る」という視点で書かれた本が中心でした。

この本の着眼点は、売るために物語を利用するのではなく、ブランドを物語そのものにしようというところ

 

ということで、パーソナル・ブランディングの正攻法にすこし行き詰まりを感じている感覚派にもヒントになるはず。

 

難は翻訳がこなれていないこと。

著者名も「ジム・シグノレリ」じゃなく、「ジム・シニョーリ」だろうとイタリアサッカーファンとして抗議したい。笑。

 

 

では、本日もアドバンストな1日を。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。