ショッピング・アテンドの下見に梅田へ。

 

今回のお客さまは男性です。

 

2月はなかなか悩ましい季節ですね。

まだまだ寒いのに、店頭には春物も。

 

明るい色、かろやかな素材を目にすると、もう後には引けません。

 

fudowakira0 / Pixabay

 

とくにここ数年はジェンダーレスな傾向がずっとつづいています。

メンズとレディスの垣根があいまいになってきているんですね。

ファッションがどんどんカジュアル化してるわけです。

 

まあ、時代そのものがカジュアル化しているので、これはもう「そういうものだ」と理解するしかありません。

 

そのせいかどうか。

メンズのジャケットもアンコン・ジャケットという着やすくて肩の凝らないタイプのデザインが人気です。

アンコン・ジャケットというのは、アンコンストラクテッド・ジャケット( unconstructed jacket)を略したもの。

 

和製英語ですね。

 

“unconstructed”は非構築的という意味ですが、その昔「餡混?」と聞き直したことはヒミツです。

 

ちなみにロンドンに行ったときは、“アンストラクチャード・ジャケット(unstructured jacket)”だと、と聞きました。

かの国ではfirst floorがground floorですからね。

first floorはsecond floorなので、アメリカ人と会話すると、お互いにfirst floorにいるのに、会えないという難儀なことが起こったりします。

 

そんなことはどうでもいい。

 

アンコン・ジャケットというと、サヴィルロウよりイタリアですね。

イタリアではセンツァインテルノ(Senza Interlno)といいます。

内部がない—つまり芯なし、ですね。

こっちのほうがわかりやすいな。

 

裏地や芯地も最小限、肩パッドもなしか、あってもごく薄いため、軽くて通気性がよく、動きやすいのが特長です。

 

テーラードのデザインだけど、セーターやカジュアルなシャツ、Tシャツともよく合います。

いわゆるジャケパンスタイルにおすすめ。

 

アンコン・ジャケットよりさらに軽く、カジュアルなのがジャージー・ジャケット。

この時期は生地がすこし厚かったり、メッシュの軽い裏地がついていたりするものが出回っています。

インナー次第でスリーシーズン着られる優れもの。

きちんとして見えるのに、伸縮性があって、背広とはかなり着心地が違います。

えりを立てたり、袖をまくったり、着くずしてもかっこいい。

 

ただ、ジャージーは肘がのびやすかったりするので、きちんとお手入れして、だらしなくならないように注意。

簡単で効果的なお手入れ方法がありますので、明日につづく。

 

では本日もアドバンストな一日を。

The following two tabs change content below.

miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。