「こなれ感」・・・

 

よく聞きますよね、この単語。

ファッション雑誌って、あんまり用語解説しないんですね。

売上と関係ないから。

 

ちゃんとweblio辞書には、意味が載ってました。

 

服飾業界で使われることの多い、無理せず着こなしているまたは着慣れている雰囲気を意味する語。

「こなれ感」のある服はシンプルであることが多く、環境や体格に合った快適さも基準になることがある。

 

いや、実際のところ、解説されなくても雰囲気はわかる。

問題は、どうすれば具体的に「こなれ感」のある着こなしができるかですよね。

 

ファッション用語って視覚やデータでは示せない。

感覚で表現されちゃうところがなんとも・・・

 

わかりにくいことは、真逆を考えてみましょう。

 

こなれ感がない→無理している、頑張ってる、きっちりしすぎ、着慣れてない感じ

 

昔は洋服をきちんと着たんです。

たとえばボタンは全部とめるとか。

シャツは必ずパンツやスカートのなかに入れるとか。

いまは、それが「こなれてない」→「着慣れてない」ように見えるんですね。

 

 

この春夏のトレンドも、基本は「こなれ感」継続です。

でも、なにか流行のアイテムを買えば「こなれ感」が演出できるわけじゃない。

なにを着るかじゃなく、どう着るかなんです。

 

だから、ストール1枚でも、こなれ感を演出できます。

 

 

たとえば、なんてことないシンプルなスエードのワンピースがあります。

使うのは幅90×長さ200cmの羽根柄のストール。

まず、タテに細長く折って、いわゆる“二重巻き”をやってみました。

左右の長さを揃えています。

 

 

さて、 こちらはストールの対角線を引っぱって伸ばし、斜めにしごきます。

で、わのほうを首にかけ、ゆったり巻いて垂らす。

左右の長さは揃えません。

 

 

さっきのと比べてみましょう。

 

スライド1

 

きちんと折ると布地が重なって重くなります。

動くと裾がモタつくんですね。

 

いっぽう右は、首から細長い三角形ができてるの、わかります?

裾に向かうにしたがって、布が軽くなっていますね。

軽くなると、風になびいてさらにかろやかに。

 

 

布を斜めに使うと、適度にしなって首に添いやすくなります。

動きも出ます。

柄が斜めに出るので、着やせ効果もあります。

 

衿もとをV字にあけると、首が細く見えますよ。

左右をあえて揃えず、段差をつけて動きに変化をつけます。

 

ふんわりと空気をふくむように首にかけ、きれいなボリュームを出しましょう。

首にかけてからバランスを見計らって整えます。

 

 

結局、こなれ感って「なーんも考えてない感じ」を「すごーく考えてやる」ことなんですよね。

頑張ってきちんと着てる感じは、カジュアル全盛のいまの時代の気分に合いません。

トレンドを追いかける必要はないけど、時代の気分を察知して、自分なりに取り入れられるといいですね。

 

 

先日のファッション・ランチョンでもたいへん好評だったスカーフ&ストールレッスン。

2月にもう一度開催します。

 

IMG_3706

 

今回も少人数制ですので、じっくりしっかりマスターできます。

参加特典として、テキストもお渡しします。

 

ワンパターンは卒業!
スカーフ&ストールで新しい魅力発見
2月3日(水)13:00~14:30
定員:6名
会場:心星ポラリス(阪急御影駅前)
会費:5000円(税込)

もちもの:スカーフ、ストール、お顔が写る大きさの鏡

※基本編、実践編の2部構成です。
 実践編は参加者にあわせて内容が異なります。


お申し込みはいますぐ、
こちらから。

 

では、本日もアドバンストな一日を。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。