被服費より本代のほうが高くつく月もある、アドバンストスタイリストのやまだみゆきです。

ときどき、速読ができるんですかと聞かれます。

 

できません。笑。

 

ちょっとかじってみたけど、ダメでした。

いわゆる速読術じゃないけど、本を読むのは速いです。

ジャンルや内容にもよりますが、一般の方の2倍以上・・・かも。

 

Unsplash / Pixabay

 

中学のときだったか、国語の授業で黙読をしたことがありました。

読み終わった者、といわれて手を挙げたものは2、3人。

「もう一度読め」

と言われましたが、その時点ですでに2回、読み終えてました。

急いで読んだのではなく、ふつうのペースです。

 

講師の方なら、資料づくりのために本を大量に読まなければならないことがありますよね。

ちょっとでも速く読みたいけど、速読術はできない方へのヒントとして、わたしのやりかたをシェアします。

 

Unsplash / Pixabay

 

ポイントは3つあります。

 

1)省く

本を通読する必要はありません。

資料制作であれば、それは読書ではなく“研究”、“調査”、“勉強”です。

必要なところだけ読めば充分。

最初にa~dに目を通します。

 

a.目次・・・本の構成をざっくりつかむ。

役に立ちそうな部分のあたりをつける。

b.はじめに/おわりに・・・著者の意図や執筆の目的を知る。

c.プロフィール・・・著者の背景、実績を知る。

参考になりそうな既刊本があれば、併読する。

d.参考文献・・・著者の考えのおおもとを知る。

状況によっては、参考文献も併読する。

参考文献のほうが役に立つこともあります。

 

このa~dがアタマに入っていれば、資料制作に関わりのない部分は飛ばしながら読みます。

なかには「買って損する」本もあります。

本なんて1冊のなかに数行「使える」部分があれば、資料としては充分なんです。

そこ以外はもうダメだと思ったら、それ以上読まない。

つまり損切りですね。

 

速読というより、削読といったほうがいいかもしれません。

これも読書を効率よくする方法のひとつです。

 

2)想像する

本を読むとは、文字を眼で追いかけることではありません。

書かれていることを想像するんです。

イメージを具体的に思い描くことで、理解しやすくなります。

理解が早いので、どんどん先に進めます。

思い描くことによって、集中力も高まります。

そのため、読んだことが記憶に定着しやすくなります。

たまに集中しすぎて、乗り過ごすことがあるので、移動中などはお気をつけください。

 

3)慣れる
こういうと身も蓋もありませんが、結局、読むスピードというのは“慣れ”なんです。

読めば読むほど早く読めるようになります。

 

では、どのくらい読めばいいかというと・・・

資料づくりには、類書を最低でも10冊くらいでしょうか。

10冊読めば、そのテーマで“常識”とされていることがわかります。

類書を大量に読むと、ひとつのテーマについて自分なりの視点ができます。

その視点で、ほんとうに重要なことを絞り込む。

資料に必要なのは、その部分だけです。

 

情報を大量にインプットするのは、受講生に多くの情報を提供するためではありません。

 

大量の情報のなかから、「これだけでいいからね」とゴールを迷わず示すためです。

 

photo credit: Two Lights via photopin (license)

 

これは、わたしが情報誌や機関誌を編集していた経験から身についた視点です。

たとえば2時間取材をしても、実際に原稿になるのは10分程度。

その場合、全体を要約することは求められません。

 

いちばん訴求したいことはなにか?

 

そこにフォーカスします。

10分のエッセンスのために、110分を捨てるわけです。

カメラマンが最高の1カットのために数10カット、数100カット、シャッターを切るのと似ています。

 

domeckopol / Pixabay

 

こうして考えてみると、資料づくりも、セミナーの構成も似ているかもしれません。

いずれにしても、講師は学びつづけなければなりませんね。

 

 

<スタイリング・レッスン開催概要>

くわしくはこちらから。

2月は、10日以降の毎週水・木曜、

第3土曜、第4日曜の開催といたします。

(2/10,17,18,20,24,25,28)

3月は、毎週水・木曜、

第1、3土曜、2、4日曜の開催といたします。

(3/2,3,5,9,10,13,16,17,19,23,24,27)

※第3希望までご希望日をお書きください。

 先着順で決定させていただきます。

※その他の開催日をご希望の場合は、お問い合わせください。

 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。