あなたの強みを見える化する、
アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

先日、ブランディングに関するご相談を受けました。
転職の面接をされた方です。

 

「絶対に合格すると思っていたのに、ダメだったんです。
担当者と話もはずんで、手応えがありました。
二次面接の知らせを待ってたら、ご連絡がなくて・・・
こちらから問い合わせてみたら・・・」

 

・・・それは残念でしたね。

 

 

彼女は、担当者と意気投合したと思ったけれど、
「しゃべりすぎたのかな」
と自分を責めています。

 

わたしはコンテストやステージに出る方から衣装のご依頼を受けることが多いです。
“勝ちコンサル”とか“勝負服スタイリスト”と呼んでくださる方も。

 

勝負の場にかかわっていること。
広告・編集制作会社時代にプレゼンをたくさん経験していること。
人事採用面接官の経験があること。

そういう立場で発言すると、彼女の発言には大きな問題がふたつあります。

 

photo credit: <ahref=”http://www.flickr.com/photos/62480077@N07/6069035408″>TEDxBeirut 2nd Audition @Tournesol Theatre via photopin (license)

 

■「不採用」は人格否定ではない

まず「合格」「不合格」という考えかたをやめましょう。
これ、受験の悪影響ですね。
就職はほんらい「採用」「不採用」といいます。

 

企業には採用したい人材像があります。
判断基準は、それにはまるかどうかです。

バラがほしいひとにスミレをすすめても辞退されるでしょう。
ではバラとスミレとどっちが美しいかというと、どっちも美しい。
たまたまそのお客さんはバラを探していただけです。

就職やオーディションはこれに似ています。

もしも不採用がつづいたら、戦略的なミスかもしれません。
つまり、採用側の求めるものと自分の希望との間にギャップがあるということです。
その場合は、考えかたや戦略を変更するだけです。
人格や性格を変える必要はありません。

 

photo credit: IMG_4613 via photopin (license)

 

■面接やオーディションは、採用側のためにある

もうひとつは責任の所在が自分にあると思っている点です。

原因を責任転嫁しない姿勢は立派です。

入試が不合格であれば、基準点に満たなかったということですよね。
でも不採用はなにが基準か、わかりにくい。
だから自分の力不足を責めてしまうのでしょう。

でも、ほんとうにそうでしょうか。
映画オタクのわたくし、ちょっと調べてみました。

 

スカーレット・ヨハンソン、落ちまくってますね。
ジョージ・クルーニーもレオナルド・ディカプリオもかつて落選の常連だったのは有名な話。


果たして彼らは、力不足だったからオーディションに落ちたんでしょうか。

違いますよね。

 

 

Richard Edmonson, director of the Summer Stock play "To Kill a Mockingbird" holds auditions for his production May 26 in the COAS.  Auditions will continue June 6.

Richard Edmonson, director of the Summer Stock play “To Kill a Mockingbird” holds auditions for his production May 26 in the COAS. Auditions will continue June 6.

 

 

面接やオーディションは、応募者が自己実現するとか夢をかなえる場所ではありません。
求人する側が必要に迫られて、問題を解決する場だということ。

だからロバート・デニーロのように、不採用の場合は「次!」と言うこと。

以下はデニーロがニューヨーク大学ティッシュ芸術学部でおこなった卒業式スピーチです(全文)。
長いですが、ぜひお読みください。

 

「倫理、論理、常識、嘘だろ?芸術学部で?」
ロバート・デニーロがクリエイターをめざす若者たちへメッセージ(logme)

 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

参考:「拒絶」に慣れている俳優たちに学ぶ、失敗を成功につなげる3つのステップ(lifehacker)

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。