あなたの強みを“見える化”する、
アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

昨日紹介した映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』を観て、気がついたことがあります。

稼ぐためには、お金になる仕事をするべきか。
それとも、好きなことを仕事にするべきか。

 

・・・永遠の課題ですよね。

これについて、追跡調査をおこなったひとがいます。
ジャーナリストのスカリー・プロトニックです。
対象はビジネススクールの卒業生1500人。

まず、リサーチをして、2つのグループに分類。

Aグループ 1245人
まず収入第一の仕事に就く。
経済的に安定してから、好きなことをする。

Bグループ 255人
最初から好きな仕事をする。
お金のことは後で考える。

20年後、億万長者になったのはAグループからは1人
Bグループからは100人


このため、成功法則的な本には

「好きなことを仕事にしなければ稼げない」
と、書いてあります。

まず1500人中、101人も億万長者になったことにビックリするんですけど・・・
恐るべし、アメリカのビジネススクール
(15.85%、日本の場合、年収1000万円以上は3.9%
なんかスケールが違いすぎますね)。

わたしは「好きなこと」しか仕事にしたことがありません(短期間のアルバイトは除く)。
とってもうれしい結果なんですけど・・・
ちょっと結論を急ぎすぎていないでしょうか。

だって、野球を好きな人は大勢いるけど、みんながイチローにはなれないですからね。

映画のランディを観て、「好きなことを仕事にする」ってこういうことだと思いました。

(1)情熱がある

(2)お金にできる

(3)強みがある

「好きを仕事に」とよく言います。
“好き”は英語でlikeですが、それだけでは足りない。
わたしは“情熱”—
“passion”ではないかと思います。
好きというよりは「やらずにいられない」に近い。
もっといえば「止められてもやる」。
ちなみに“passion”には「受難」の意味もあります(笑)。

さらに職業として成立するかは(2)
仕事としてつづけていけるかどうかは(3)が大事です。
(2)については、具体的には営業力とかマーケティング力です。
ビジネスモデルに関わってきます。
(3)は、お客さまに選ばれるためです。

好きなことを仕事にするのは大前提です。
好きでもないことは長続きしないからです。

好きじゃないこと、苦手なことにはモチベーションが必要です。
寝食忘れて没頭できることに、モチベーションはいりません。

寝ても覚めても法律の抜け穴を探していたランディ。
1日じゅう、アンテナが立っています。
たまたま立ち寄った店で、クリムトの画集を発見。
外国で商業活動をしている!
だったらアメリカにいても訴訟を起こすことができる!
この特例に気づいて、逆転の突破口になるわけです。

好きだけでは足りない。
自分のスキル(弁護士の資格)を顧客のために使える。
さらに情熱をお金に換える能力も必要です。

todoram / Pixabay

ランディはその後、美術品返還専門の事務所を立ち上げました。
ナチスが略奪した美術品は約60万点。
そのうち約10万点が本来の所有者の手に戻っていません。
自分が正当な所有者であることを知らないまま、亡くなっている方も多いそうです。

実在のランディは映画と違い、ウィーンの歴史やホロコーストの背景について造詣が深い方でした。
自分のルーツですから、強い動機ですね。
これが彼の情熱を支えています。

“正義”を果たすことと“ルーツ”をたいせつにすること。
ランディの情熱を頼りにする人びとは、これからも絶えないでしょう。

好きなことを仕事にしなければ稼げない。
そのためには、
・ある程度の能力

・能力をお金に換えるスキル
・お客さまに選ばれるだけの理由
がいること・・・

映画の冒頭では、やや頼りなかった弁護士だったランディ。
この映画は、彼が一人前の弁護士として、人間的にも成長するプロセスも描いています。
その姿は、情熱をもてることを仕事にしたいひとを勇気づけてくれます。

Herriest / Pixabay

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では、本日もアドバンストな一日を。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。