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明解!誰にでもできるエンディングムービーの作りかた(1)
明解!誰にでもできるエンディングムービーの作りかた(2)仕込み編

編集とは、ひとことでいうと、
“バラバラの素材をつないで世界をつくりあげる”こと。

 

編集作業は段取り8割で決まります。
エンディングムービーも例外ではありません。

 

現場では事前に組んだ段取りに従って進めます。

休憩は各回15分。
ここでは、

1)撮影のかんばやしちあきさんとの写真の受け渡し
(ちあきさんがデータをコピーする時間も含む)
2)場面転換用に休憩中の風景をスナップ撮影
3)作業場への移動
4)撮影データの取り込み

実質、作業できません。
発表中に作業するしかないんです。

かといって発表をまったく見ないと、オブザーバーの感覚とかけ離れそうで心配です。
そこで舞台裏で発表を聞きながら、作業しました。

 

3回めの休憩までは余裕があります。
休憩終了後、ムービー上映まで30分弱。

スライド1

進行が巻きになることも考え、休憩後、15分以内に会場に入りたい。

ということは、ほぼ15分ですべての作業を完了させ、最低一度は動作確認をしなければなりません。
ムービーは約6分。
集計室から劇場内への移動とパソコンのセッティングまでに約1分半。


つまり7分ほどで仕上げをしなければなりませんでした。

ここが大問題だったわけです。

逆にいえば、難題はここだけなので、7分間の負担を最小限にするための準備であり、段取りでした。

 

幸いうまくいきました。

 

優勝者をムービーに反映するため、3回めの休憩には最速で結果がわかる集計室に移動。
このとき、集計室では猛烈なスピードで集計がおこなわれていました。

 

時間と闘っていたのは、わたしだけではありません。

 

じつは、動作確認はひとりで行なうつもりでした。
集計後も吉田リーダーが残ってくれ、いっしょに確認できたのはラッキーでした。
事前に打ち合わせしたわけではないのですが、集計室に入ったのが幸いしました。
本来なら事前に依頼しておけばよかった。
次回以降の課題です。

 

エンディングムービーはわたしひとりの力ではできませんでした。
制作にかかわった方を紹介します。

 

●パワーポイント制作:市川真樹さん
ベースになるパワーポイントの制作は、プレゼンテーション・デザイナー市川真樹さん。
このオープニング動画も担当されました。

 

YouTube Preview Image

スタッフとしてクレジットされていませんが、グランプリを支えた立役者のひとりです。

 

●写真撮影:かんばやしちあきさん
ムービーに使用した45枚中40枚が、パーソナルフォトグラファー、かんばやしちあきさんの撮影です
(場面転換用の人物カット以外の4点と吉田リーダーのみわたしが撮影)。

ちあきさんは映像出身のせいか、スチールなのに映画的な動きを感じるアングルが独特です。
それを表す最高の1枚がこちら。

 

 

司会のターキーと丸山久美子さん 撮影:かんばやしちあきさん

 

ふたりの表情、位置関係・・・
遠近感を活かして、静止画なのに映像のようなダイナミックさがありますよね。

休憩のたびに撮影データをSDカードで受け取ります。
フォトグラファーが、撮ったばかりのデータを他人に渡すのは、2つの点で、とても勇気がいることです。
わたしも撮影するのでわかります。

ひとつはデータの消失。
事前に自分のパソコンにデータをバックアップしておくとしても。
誤って消すのは論外として、突発的な電源事故などでデータがなくなる可能性も「0」ではありません。

もうひとつは、どんな写真が選ばれるかわからないことです。
ふたつの意味があります。

プロですから、どのショットもバッチリです。
一方でプロだからこそ、デジタル現像で補正したいカットもあるはず。
でも、修正している時間はありません。

 

さらにクオリティは問題ないとしても、フォトグラファーの美意識で「これは好き」「あまり出したくない」—
そういうショットが混在します。

 

スクリーンショット 2016-01-02 1.46.48

わたしが当日撮影したデータの一部。大量の画像データを素早く見つけるには、MacのCover Flowが最速最強。どういう方法で写真をチェックするかも事前に決めておく。

 

この日、ちあきさんは3000カット以上撮影されたそう。
そのうち、たった40枚を選ぶわけです。

「ちあきさんならこれかな」と思いながら選んだのですが。
ちあきさんも「このスペースに名まえを入れてね」と思いながら撮ってたんじゃないかな。

後日、ちあきさんがfacebookやブログで、当日の写真の一部を公開されました。
わたしが選んだのとおなじ写真がいくつも掲載されていて安心しました。

 

信頼してデータを預けてくれたちあきさんに感謝しています。

 

 

●PCチーム:葛石晋三さん、野村比呂士さん、神取孝治さん、堀裕紀さん

 

高松の葛石さん。19〜21日の移動距離はおそらくスタッフNo.1では。

 

PCチームは、セミコン運営の要です。
パソコン操作をいかにスムーズに行なうかで進行の成否が決まるといっていいでしょう。

今回の上映には、わたしがふだん使っているMacBookAirをそのまま繋ぎました。
パワポはOSだけでなく、バージョン違いでも動作不良が起こります。
わたしのパソコンをそのまま使えば、トラブルを未然に防げます。

 

28回大阪セミコンからPC担当、ノビローこと野村比呂士さん。パワポデータのやりとりでもお世話になりました。前日の敗者復活戦にて。

集計チームでも1件4秒で処理。神取の“神”は神業の“神”。集計室にて神取孝治さん。

 

今回は池上晋翔さんの発表の際にパソコンがフリーズするという事故が起こりました。
にもかかわらず、オブザーバーはもちろん池上さんさえ気づかないうちにバックアップ用に切り替え、事なきを得るという神業のような対応をされたとか。

パソコンチームは大阪2人、高松、名古屋1名ずつの混成チームです。
セミコンスタッフは、地域を越え、ほぼ初対面でもすぐに結束してしまいます。
それは、全員が

 

「グランプリを大成功させる」

 

という目標を共有できているからです。

誰かが必ず誰かのことを横目で気にしていて、困ったときは助けてくれる。

ひとりでがんばらなくていい。
一人ひとりががんばっていることは、みんな知っているからです。
役目が違うだけ。

 

 

スタッフ初参加がグランプリ。堀裕紀さん。

 

 

それがセミコンスタッフです。

 

かつてはセミコン出場者として学び、スタッフになってまた学ぶ。
セミコンじたいがひとつのセミナーです。

卒業生として今回参加できたことを光栄に思います。
この経験と学びがエンディングムービーだけでなくセミナーづくりやプレゼンのなんらかのヒントになれば幸いです。

 

【プレゼントのお知らせ】
制作に使ったオリジナルのストーリーボードをプレゼントします。
ご希望の方は、こちらからメールにてご応募ください。
折り返し、パスワードつきのダウンロードサイトのURLをご案内するメールが届きます。
そちらからダウンロードしてお使いください。
※お詫び:スマホ、タブレットからは、応募フォームが使えません。
 大変お手数ですが、パソコンからご応募いただきますよう、お願いいたします。

 

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。