スタイリングからクリエイティブまで、あなたの強みを“見える化”する、
アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

セミナー講師の方に、よくスカーフをおすすめします。
スカーフはジャケットで登壇することが多い講師の装いに彩りを添えます。

 

彩りとは、スカーフの色そのもの、
装いとしてのアクセント
もうひとつは着るひとの個性です。

 

 

MAKY_OREL / Pixabay

 

登壇用にスーツを選ぶ講師の方は多いです。
ただ、スーツなら無難だろうという理由だけで選んでしまうと問題があります。
童顔の方や黒や紺のスーツに白シャツだと受講生に間違えられるといったトラブルが実際に起こります。
お客さまのなかにも実際にそんな経験をもつ方がいらっしゃいました。

スカーフ1枚で講師らしさが印象づけられる理由は5つあります。

 

 

キャリア・コンサルタントの山川かおるさん。やさしい印象の淡い色のスーツをオレンジ系のスカーフが引き締めます。写真:かんばやしちあきさん

 

1)顔まわりを印象づける
顔を覚えて、初めてそのひとを認識したことになります。
顔まわりに印象的な小物があると、顔に眼がいきやすくなります。
スカーフは顔を覚えてもらうための導線です。

 

2)肌の血色をよく見せる
顔の近くにあるものの色は肌に写りこみます。
肌色に調和する色は血色を与え、健康的に見せます。
パーソナルカラーでいう“似合うピンク”を知っておくと、女性は一生お得。
ピンクは頬の血色の色、自然な唇の色だからです。
スカーフの最初の1枚にピンク系をおすすめするのは、そういう理由です。

 

3)華をつくる
ピンク系、オレンジ系、赤系。
いわゆる暖色ですね。
あたたかみのある色は、元気で行動的な印象を与えます。
同時に女性性も感じさせます。

スーツの固さをやわらげつつ、アクティブな印象も与えることができるわけです。

地味な印象を与えやすい方は、暖色系の色で、色柄が映える結びかたを。

ただし、セミナー内容によっては、女性らしさを強く打ち出さないほうがいいものもあるでしょう。
その場合は結びかたや色で調整します。

写真は、セミコン大阪の際の読み聞かせマイスター、船越美夏さん。
ご自身で選ばれたスーツスタイルに、なにかポイントがほしいとのことでしたので、手持ちのスカーフをお貸ししました。
色白の船越さんにお似合いで、セミナー内容にあったピンクとグレーのカルティエです。
フリーアナウンサーらしい華やかさを添えつつ、上品で知的な船越さんらしさを表現するため、あまり広がらないよう、ピエロ結びのボリュームを押さえました。

 

 

今年10月のセミナーコンテスト大阪に登壇された、読み聞かせマイスターの船越美夏さん。

 

 

4)個性を引き立たせる
スカーフにはいろいろな色、柄、デザイン、素材のものがあります。
テーマカラーやイメージカラーがあれば、スカーフに取り入れるといいでしょう。
スカーフとポケットチーフを合わせるのもおしゃれです。

キャリア・コンサルタントの山川かおるさんのスカーフはお手持ちのエルメスです。
スカーフがあるときとないときの違い。

 

いかがでしょう。

 

スカーフがあるときとないときの印象の違い。撮影はどちらもかんばやしちあきさん。

 

 

 

左は『家庭画報』、右は『日経WOMAN』って感じがしませんか。

もちろん、スカーフがあってもなくても、かおるさんはとてもエレガントです。

でも、講師として登壇するときは、どちらがよりふさわしいか。
それはスカーフ1枚でも演出できるんです。

 

5)スカーフをうまく使えるひとは意外と少ない
たった1枚の布なのに、使いかたはいろいろ。
でも、結びかたはワンパターンという人は少なくありません。
3〜5パターンくらい知っていれば、毎回結びかたが違う、といわれるでしょう。

プリントスカーフは見える柄の位置で印象が変わります。
毎回のように使っても、結びかたを変えれば、いつもおなじに見えません。

講師の方も新人のうちは、登壇用に何着も服を揃えられないかもしれません。
そんなときは、インナーを数枚持つなら、いいスカーフが1枚あったほうが活躍します。

費用対効果のいい投資になりますよ。
正方形のスカーフだけで、これだけの使いかたが。

 

 

個性を楽しむスカーフのアレンジ(1)基本の折り方
個性を楽しむスカーフのアレンジ(2)トライアングルから
個性を楽しむスカーフのアレンジ(3)プリーツとダブルトライアングルから
個性を楽しむスカーフのアレンジ(4)バイアス折から①
個性を楽しむスカーフのアレンジ(5)バイアス折から②

 

 

スカーフの選びかた、お手入れ方法、オブロングと呼ばれる長方形のスカーフの結びかたも順次ご紹介しますので、どうかお楽しみに。

では、本日もアドバンストな一日を。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。