こんにちは。
アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

先日はファッション・ランチョンにご参加いただき、ありがとうございました。

ご紹介した本とおまけ本(*)、みなさんがお持ちくださった本のリンクを特別付録として公開します。

 

画像をクリックしていただくと、amazonのそれぞれのページに飛びます。

 

 

■ご紹介した本

「失敗しないおしゃれ」
1975年の初版は絶版、81年に出た改訂新版が中古で入手できます。
文庫の表紙は、ペーター佐藤さんではありません。

*「アプレカランタンーいくつになっても失敗しないおしゃれ」
「失敗しないおしゃれ」の続編。
70年代、「失敗しないおしゃれ」の読者だった人たちに、40代以降のおしゃれと人生のありかたを提案。
基本である“エレガンス”に対するモレシャンさんの姿勢は変わりません。

 

 

「パリのエレガンス ルールブック」
1964年にフランスで出版され、いまなお売れ続けているロングセラー。
着こなしのノウハウ的な部分より(どんな社交場でも恥をかかないくらいの厳格な例が出てますが)、エレガンスのエスプリ的なものを読み取っていただきたい本です。
モレシャンさんやパトリス・ジュリアンさん、ドラ・トーザンさんなど日本で活躍されているフランス人著述家の精神的な原点がここにあります。

なお、「永久不滅のエレガンスのルール」はこの本の旧版です。

 


*「ティファニーのテーブルマナー」
1969年以来のロングセラー。
なぜティファニーかというと、もともとティファニーで宝石を購入された方に配布されていた小冊子がおおもとだからです。
イラストはいま見ても素敵です。

 

 

「風姿花伝」
世界最古の演劇論といわれていますが、「お稽古」を「ウェルエイジング」に読み替えれば、より美しく成熟するための指南書になります。
現代語訳はwebにありますが、一度は原典で「日本語の美しさ」に触れていただきたい。
現代語訳ではこぼれ落ちてしまうニュアンスを汲み取ってみてください。
ファッションもそうですが、古典こそ永遠のアヴァンギャルド。

 

 

「ココ・シャネルの秘密」
シャネルの人間像にスポットをあてた伝記。
本人の発言も多く取りあげられています。
シャネルの内面については著者のジャーナリスト的な視点も含め、深く掘り下げられていて興味深い。
ファッション・ブランドとしてのシャネルのなりたちや歴史についてはあまり触れられていないので、そこはこの下の本で補足を。

 

*「シャネル スタイルと人生」
写真、図版を豊富に収録。
資料性とインテリア的価値の高い豪華本です。

 

 

「イオナ」
90〜93年にかけて、ビッグコミックスピリッツに連載されていたギャグ漫画。
スーパーモデルブームを背景に、シーンごとに衣装が変わる、五十嵐一女の超スタイリッシュなモードがとにかく見物。
扉絵は当時のUSやイタリア版VOGUEに掲載されていた、有名なファッション写真を元ネタにしたものが多い。
あまりにもうまく描かれすぎたことが災いしたのか、単行本にはかなりの話数がカットされています。
イオナの謎は10年後も解けることはないでしょう。

*最近は映画に関するエッセイやイラストレーターとして活躍している、澤井健さんの著書2冊
最近の澤井健さんって、町山智浩さんと組んでの仕事が多いようです。
町山さんの文章を食うほどの影響力があるイラストは人気も高い。
ふたりのファンのわたしには、一粒で二度美味しい感じです。
「安西水丸と村上春樹ふたりとも好き!」なひとの気持ちがわかるわ〜。

 

 

“The Twelve Days of Christmas:A Pop-Up Celebration”
日本語版も出ていますが、クリスマスのインテリアとしては、英語版がおしゃれかと。
サブダはほかにもクリスマスがらみのポップアップ本をたくさん出版しています。
ブログでも紹介しているので、ご参考に。

 

“Flip Fashion Designer”
パラパラめくりが懐かしい、でもファッションは最先端なしかけ絵本。
イラストはロンドン在住のルシール・クラーク
amazonの洋書の値段は日々変わるのですが、それでも紀伊國屋で買うよりお得です。

 


*“Flip Fashion”
2年前に出た、ルシールの最初のフリップ本。
新刊がデザイナーをテーマにしているのに対し、こちらはいろんなテイストや時代のファッションが入り乱れ。

 

 

“InStyle(US)”
創刊号から長らく定期購読していたUS版。
セレブ、ファッション、美容、インテリアの4本柱は当時から一貫しています。
ヴォーグやバザー、ヌメロのようなアートっぽいファッション誌と違い、すぐ着て街を歩ける装いばかり。
実用性の高い1冊です。

 


“The Fashion File ”
アメリカのドラマ“MAD MEN”の衣装デザイナーとバービー人形のイラストでおなじみのロバート・ベストのイラストが満載。
ドラマのキャラ設定から着こなしを読み解く、スタイリスト、イメージ・コンサルタントにはたいへんお勉強になる1冊。
ドラマの写真集、ベストの作品集としても貴重。

 

“Make up your mind:Express yourself”
コスメブランド“NARS”を展開する、メイクアップアーティスト、フランソワ・ナーズのメイクテクニックを余すところなく紹介した豪華本。
撮影とメイクはナーズ本人。
使用した商品の名称・品番、メイク方法などがフィルムに印刷されていて、メイク前後の写真に重ねられるようになっています。
実用的かつアート的にもすばらしい、“世界でもっとも美しい実用書”のひとつ。
アートディレクターはタイポグラフィ(書体)の魔術師として名高い、ファビアン・バロン
まえがきは、ニューヨーク・バーニーズのディスプレイ・デザインで知られる(海外ドラマ『セレブになりたくて』のモデルでもある)サイモン・ドゥーナン

 

 

■one more thing…
スティーブ・ジョブズがプレゼンで必ずつかうひとこと、—「あとひとつ」。

*しぎはらひろ子さんの著書2冊
「おしゃれ不要」の服飾戦略について書かれています。
「不要」と言い切るほどなので、ファッションが苦手な人にとっては、まさに福音の書。
ファッションが好きな人にとっては、これまで漠然とセンスで理解していたことの理論的な裏づけがわかります。

 

 

 

*メンズの本2冊
男性には、ビジネスウェアは吉田さん、オフの街着にはMBさんの本を読んでおけばOK。
MBさんは、わたしが唯一定期購読している有料メルマガ発行人です。
この本は、メルマガとブログの内容をまとめたもの。
とっても実用的です。

 

 

■参加者のみなさんからのご紹介

・下方えりさん(マナー講師、パーソナルカラーアドバイザー)のご紹介本
気取らないおしゃれのヒント集。
わたしも早く予約がとれないスタイリストになりたい。

 

 

かんばやしちあきさん(パーソナル・フォトグラファー)のご紹介本
エッセイストの佐藤絵子さんは、ELLEに連載のコラムも楽しいですね。

 

 

・かんばやしちあきさん、岩畑邦子さん(ハウスハピネス)のご紹介本
島田順子さんのスタイルは人気ですね。
21日のブログでも紹介しています。

 

 

シェリーさん(パーソナル・スタイリスト)のご紹介本
ストリートスナップの写真集。
シェリーさんは雑誌よりストリートスナップに着こなしのヒントを発見することが多いそうです。
サルトリアリストは、写真家・スコット・シューマンのブログ。
ストリートスナップサイトとしても有名です。
少し前の記事ですが、こちらがおもしろい(価値をとらえる本当の意味)。

 

梅田妙さん(ボディ&フェイスラインデザイナー)のご紹介
妙さんがご紹介くださった写真集はすでに絶版になっているので、かわりにすぐに入手できる、来年のカレンダーをご紹介しておきます。
中面のデザインもきれいです。

 

 

戸田美紀さん(書籍専門ライター)のご紹介本
VOGUEは世界18カ国と1地域版が出版されている、世界でもっとも影響力のあるファッション雑誌。
VOGUE NIPPON創刊号は自宅のどこかにあったはずで(VOGUE JAPANになったのは2011年5月号から)、持っていけばよかった・・・。
アメリカ版やフランス版もちょっと探すとあっちこっちから出てくるので、いろいろ誌面を比べてみると、おもしろかったかも。
またの機会に・・・

大橋百香さん(つまみ細工作家 JPM認定パーソナルメイクアドバイザー)のご紹介本
鎌田由美子さんは、資生堂の広告で山口小夜子さんのメイクを担当されていた方です。
鎌田さんなしでは、あのメイクは完成しなかったとのこと。
着物とメイクのすばらしい写真集でもあります。
鈴木尚子さんは、いま人気のパーソナル・スタイリストでライフオーガナイザーです。

 

 


こみ山えい子さん(パーソナルカラー&きらめきメイクアドバイザー)のご紹介本
骨格や筋肉の動きを無視してメイクはできません。
肌に直接、線を引くので、最初はギョッとしたけど、じつに理にかなった手法です。

 

 

みなさん、ご紹介ありがとうございました。

写真集からエッセイ、実用書、雑誌まで、いろいろなものが集まりました。
“おしゃれ”って洋服だけじゃない、メイクも着物も暮らしかたも含めて、ライフスタイルだととらえていらっしゃることが共有できました。

ちあきさんがおっしゃっていた“生活はアート(L’art de vivre.)”という考え方は、わたしが考える“おしゃれ”にいちばん近い発想です。
つまり、わたし自身が子どもの頃から本を読み続けてきて、おおいにフランス文化に影響を受けてきたことが今回、改めてよくわかりました。

 

これからもオタクらしく、L’art de vivreを追求しようと思います。

ありがとうございました。
リストをお役立ていただければ幸いです。

機会がありましたら、ぜひまたご参加ください。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。