未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ。
—アラン・ケイ

 

 

 

「3年後、あなたはどうなっていたいですか」

 

 

これは企画会社に勤めていた頃、事務所に面接を受けにきた人によく聞いた質問です。

 

セミナーで事例として紹介したかむ育カウンセラーの田中美智子さんには、ご提案した衣装をお召しいただいたとき、

 

「思い描いていたとおりの自分になれました」

 

との言葉をいただきました。

 

 

わたし自身、講師をめざしたとき、最初にやったのはヴィジュアルトレーニングを受け、3年後を想定してポートレートを撮ったことです。

 

 

3年後の姿を視覚化するということは、未来を予測して先取りする、ということです。
3年後の自分は、いまの目標をかなえているはずです。
そのとき、どんな服装をしているでしょうか。

 

その姿を、いま、しましょう。
すると、それにふさわしい振舞いをするようになります。
その姿で、3年後、行きたい場所にいま、行きましょう。

 

 

家でジャージを着ているひとも出勤する前にスーツに着替えたら、仕事モードに切り替わりますよね。

 

ジャージからスーツへの切り替えは、水平移動です。
いまのスーツから未来のスーツに着替えることは次元を移動するということです。

 

未来をシミュレーションすることで、なりたい自分像がより具体的になります。

 

周囲もあなたをそのように扱うようになります。

わたしの場合、年収が上がった経験があります。
セミナーの写真を名刺に使ったら、セミナーの依頼があるなど、希望する仕事が実際に入ってきます。

 

 

 

「3年後、あなたはどうなっていたいですか」

 

 

面接では、明確に答えられる人はなかなかいなかったのですが、印象に残った答えがひとつだけあります。

 

 

「わたしがそこに座っていたいです」

 

 

個人的に残念なことが2点ありました。

ひとつは、彼女は併願していた中堅の広告代理店に入社を決めたことです。
もうひとつは、3年後、面接官の席に座るには、彼女の服装は力不足でした。
ごくふつうのリクルートスーツでは、この発言を生意気と感じる人もいるでしょう。
そのことで人間関係に無用な摩擦を起こすかもしれません。

「ビッグマウスにふさわしいキャリアスタイルに変えたら、どこへ行っても中途採用の新人ではなく、経験を積んだプロに見える」

―彼女に直接、それを伝えられなかったのがいまもちょっと残念です。

 

「外見を磨く」ことは「中身がないものを外見でごまかす」という意味ではありません。
むしろ、外見を整えることでそれにふさわしい内面になるよう、モチベーションを上げていくので、内面を磨くことになります。

 

「外見にこだわるなんてチャラい」という風潮もありますが、それだと結果的に内面を磨くのも怠ることになりませんか。

 

 

 

1年後では早すぎる。
5年後では遠すぎる。
3年後くらいなら、ちょっと背伸びをすると見える未来です。

服装は、あなたが望む未来に連れて行ってくれる、タイムマシンでもあるんです。

 

では、本日もアドバンストな一日を。

The following two tabs change content below.

miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。