すごくざっくり言いますと、
ニッポンの男子には
「汗・腋毛・乳首・チラ見え」は、
けっこうな問題のようですね。
そして「着ない」派は、
みなさんかなりはっきりとした意思があるようです。
(そして、パートナーにはどうやら不評のようです。)
―ほぼ日刊イトイ新聞
(『男たちよ、シャツの下になにを着る?』より)

 

 

おはようございます。
アドバンスト・スタイリストのやまだみゆきです。

 

ワイシャツの胸ポケット論争を受けて、
コメントがありましたので、
2回にわけて考えてみます。

 

男性がワイシャツの下に肌着、
アンダーシャツを着るかどうかを
気にするようになったのは、
クールビズの影響なのは間違いありません。
シャツ1枚で過ごすようになると、
それまで気にもしなかったことが
急に気になりはじめます。

たとえばシャツの下になにか着れば、
透けて見えるラインがダサいと言われるし、
着ないなら着ないで、
乳首が透けたり、汗染みのせいで
フケツ呼ばわりされたりします。

 

 

男はつらいよ。

 

例によって、
着るも着ないも本人の自由だし。
どの程度、気になるかも、
かなり個人差があります。

 

ただ、相手あってのビジネスシーンは、
本人の主義主張より、
周囲の暗黙の了解に合わせざるを
えないことがあります。

 

どんなに元は下着よといわれても、
いまは2015年。
ここは高温多湿のニッポン。

トレンドウォッチ系ブログ
「Elastic」のアンケートでは
75%が「下着着用」(2007年調査)。

2013年のほぼ日の調査では、
「着る」と明言してる人たちだけで85.5%
(「着ない」と「その他」を除いて集計、
下図参照)。

 

グラフ出典:ほぼ日刊イトイ新聞 http://www.1101.com/under_shirts/index.html

 

夏場のアンダーシャツは
身だしなみとして許容されているのは、
揺るぎのない事実。

 

提案として、方向は3つあります。
ひとつは肌着を着ていると
気づかせないこと。
もうひとつは、
見えてもおしゃれにみせること。

 

まず、気づかせない方向。
透けないインナーについては、
女性には常識。
透けない鉄板色があるのです、それは・・・

濃いベージュとモカ

です。こんな感じ。

 

 

明るいベージュは
やはり透けてしまいます。
肌色より、
ワントーン濃いベージュがいいんです。
逆にモカは濃くなると透けます。

最近はメンズインナーにも
ベージュ系が増えています。

 

これに先鞭をつけたのは、
老舗ヘインズのcomfortcoolシリーズと
いわれています。
いま人気なのはユニクロの“エアリズム”
メッシュタイプが出ましたね。
デザインはTシャツと
ノースリーブがあります。

夏にゴルフなどのアウトドアスポーツを
楽しむ方には、すでにおなじみ、
ミズノの“アイスタッチ”
機能派インナーですね。

そして、グンゼYGの新シリーズ、
カットオフタイプのVネックTシャツ
こちらの特徴は、袖口、えりぐりなどが
シームレスなこと。
透ける原因のひとつが、
縫い目なんですよね。
そこをさっくり解決した
テクノロジーの勝利。
境目が目立ちません。

 

どうでもいいけど、各社ロゴが赤派と青派にわかれたね。

 

おそらく男性が白い下着を選ぶのは、
下着は白いものだという
常識からではないかと思います。
白は清潔感もありますし、
なんといってもベージュ系は
あの“ラクダのパッチ”、
“ラクダのモモヒキ”を思い出して、
“オジンくさい”イメージがつきまといます。

 

これについて、2年ほど前、
ほぼ日で糸井重里さんが
興味深いことを書いておられました。


俺は


ベージュ派にたいして、
それはどうだろう? 
と言いたいんです。

脱がないけれども、

見られたら恥ずかしいような気がするものを

中に着ているっていうことについてね。
(中略)

それでも我慢してスーツを着なきゃならないときは

これを着るんだろうな、
みたいなものを
置いていたりするんだけれど、

答えは出ていなかったわけ。

 

糸井さんの意見に共感される方は
多いんじゃないでしょうか。

 

わかるわー。
ベージュを紹介したけど、
夫や恋人にはあんまり着てほしくない。


たとえ恋人が西島秀俊でも

・・・ちょっとイヤ。←殴

 

 

そこで、
これなら抽斗に入っててもいいんじゃないか、
ジムで着替えを見られても平気というのが


淡いグレー系。

 

濃いベージュやモカほどではないけど、
薄手のシャツでなければ、
あまり透けないので、人気上昇中。

これならTシャツによくある
杢(もく)グレーの感覚で着られるでしょう。

 

市場ではスケルトンカラーとか
ステルスカラーという名称で
販売されています。
グレーなら、ヘインズよりB.V.D.ですね。

 

海外ブランドで杢グレーといえばB.V.D.ですよね。そしてロゴはやっぱり赤VS.青。笑。

 

グレーなら、
愛人が錦織圭でも
・・・いいかも←違

 

 

さて、ここまで
アンダーシャツを着る前提で書いてきました。
でもやっぱり、着ない方向もあるんじゃないか。
日本では少数派の方々のために、
明日はそのあたりを考えてみます。

 

では、本日もアドバンストな一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。