所詮ファッションは目の錯覚と
思い込みの自己満足
—地曳 いく子
(『服を買うなら、捨てなさい』より)

 

=information=
7月10日(金)、11日(土)に
第2回ファッション・ランチョンを開催します。
くわしくはこちら
お申し込みはこちらからどうぞ。

 

 

 

こんにちは。
ファッション・プランナー/スタイリング・カウンセラー®の
やまだみゆきです。

 

「若づくりしていると思われたくない」
「イタいといわれたくない」

 

ひとは何歳くらいから、
こういうことを気にするようになるんでしょう。

わたしは他人の年齢に関心がありません。
どうでもいい。
自分の年齢もだいたい忘れてます。
公文書に書くとき、
思い出すくらいです。

 

たとえば、

「若いのに、すごい実績でいらっしゃるのね」
「とてもその年齢には見えない。
いつもおきれいですね」

これ、ほめ言葉なんですか?

わたしならこう言うでしょう。

 

「すばらしい実績ですね。実力があるのね」
「いつお目にかかっても、おきれいですね」

 

これでじゅうぶんでしょ?

実績に見合わないほど若いのは、
それだけ本人が努力したのか、
天分に恵まれたのか。

実年齢が冗談に思えるほど
お手入れをがんばっているのか、
うまれつき肌質がいいのか。

年齢を引き合いに出すって、
そういうことなんです。
ほめてないでしょ?

 

もちろん若々しいことは
すばらしいことです。
若さを維持できるのも
ある年代からは本人の努力と無縁ではありません。

ひとは必ず老いて死にます。
永遠に肉体的な若さを維持するのは不可能です。

 

marionberaudias / Pixabay

 

仕事で2,500人以上に取材をしました。
経済的な成功者には
かなり高齢の方もおいでです。

そんな方たちや
ずっと年上の友人、知人をみていて感じるのは、
若々しいひとほど、
年齢の呪縛にとらわれていないということでした
(というか、あらゆるものから自由。
年齢もそのひとつというだけ)。

老いを受け入れながらも、
肉体的な老化現象や
精神的な硬直という、
ふたつの加齢現象に抗っていくには、

 

ひとは成熟に向かって生きる、

 

と決めること。

そう決めたら、
死は成熟のピークで訪れることになります。

 

永遠に成長すると信じて生きるのと
年をとったらあとは死ぬだけ、

という人生では、
ゴールに至るまでの過程が違います。

 

すくなくとも、
他人の目に5歳若く見えるとか、
イタいと言われたらどうしよう、
なんて考えなくなります。

 

そんなことより
きょうより明日、成長するために
なにをするか考える時間をつくるほうが
大事になるからです。

 

不思議なことではありますが、

 

なにかに夢中になっているひとは、
いきいきとして、
結果的に年齢を超越した若々しさを
感じさせるものなんです。

 

わたしが人生の先輩たちから学んだのは
そういうことでした。

 

kaboompics / Pixabay

 

ちょっとおもしろい記事を紹介します。

年齢にとらわれないことを、
写真で表現したのがgozopさんのプロジェクト、
“Spring-Autumn”です。
ニュースサイトでも取りあげられました。

 

祖父母と孫がお互いの服を取り替えても、
しっくりなじんでいますよね。

いつまでも若い子の服を着られるから
若いのではなく、

服に対する固定観念がないから
若々しい雰囲気を醸し出せるんです。

 

わたしの知り合いで、
ものすごく結婚したくてしたくて、
したいときには結婚相手が見つからず、

「もうどうでもいい。
できるときにすればいい」

と相手探しをやめたとたん、
いまのご主人に巡り会った女性がいます。

 

見ためと若さの関係も
ちょっと似ている気がするなー。

 

というわけで、本日もアドバンストな一日を。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。