ハイヒールは、痛い思いをしてでも履く価値がある。
—サラ・ジェシカ・パーカー

 

 

 

ハイヒールを愛するみなさん、こんにちは。
ファッション・プランナー/スタイリング・カウンセラー®のやまだみゆきです。

 

ナマ脚のシーズンになりました。

 

気持ちいいけど、困ったことも起こります。
そう、靴ずれです。

 

毛玉同様、つくらないにこしたことはないのですが、できちゃったものはしょうがない。
そこで今回は、ハイヒールでできた靴ずれを


1)早く治す

2)痛まずに治す

3)傷跡を残さず治す

 

この3点に絞って対策をご紹介します。

 

じつはこの3つを一度に解決できる完璧な方法があります。

 

それはハイドロコロイド絆創膏を使うこと。

 

ハイドロコロコロ・・・なんじゃそりゃ?

 

これらのような商品が市販されています。

 

バンドエイドのキズパワーパッドやデルガードのクイックパッドならコンビニや薬局で入手しやすいでしょう。

 

ハイドロコロイド絆創膏を使った治療法は、これまでとはどう違うのか。

 

ひとことでいえば、
傷口を乾かさないことです。

 

医療関係者の間では、湿潤療法と呼ばれています。
欧米の医療機関では、靴ずれのほか、切り傷、火傷の治療法(※注)としては、こちらがスタンダードとか。

 

1)〜3)を解決できる理由を説明します。

 

1)なぜ、早く治るのか。

従来の治療法では、傷を消毒し、乾かしてかさぶたができ、自然にはがれ落ちるのを待たなければならないので、どうしても時間がかかりました。

湿潤療法では、傷口を乾かさないように滲出液(体液)で湿らせたままにします。
人体は水分が60%、湿った状態のほうが、皮ふを再生させる細胞が増えやすいとか、
傷を修復する速度があがるといわれています。

 

2)なぜ、痛まないのか。

傷は消毒液の刺激や空気に触れ、乾燥することで痛みます。

ということは消毒せず、空気に触れないよう、傷口を密閉すれば痛みません。
汚れは水で洗い流すだけで落ちます
(消毒すると汚れや異物だけでなく
治癒に必要な細胞因子まで死滅する)。
密閉するのでお風呂にも入れます。

 

3)なぜ、傷あとが残らないのか。

かさぶたの下に膿がたまって傷が深くなったり、かきむしったり、無理にはがすことで痕が残りやすくなります。

湿潤療法では、そもそもかさぶたをつくらないので傷あとが残りません。

 

湿潤療法に関しては、日本でこの療法を推進している夏井睦先生のサイト(新しい創傷治療)が詳しい。

詳しすぎて、ややグロイ画像もありますので、閲覧注意。

 

 

StockSnap / Pixabay

 

 

これまでの消毒液やガーゼを使った治療に慣れている方はビックリだと思います。
でも、騙されたと思って試してみて。

ちょっとした靴ずれなら、3日もすればほぼ治ります
(ズルむけしてたり化膿していると、もうちょっとかかる)。

傷がすでに化膿していたり、ひどい出血がある場合は、自己判断せず、湿潤療法を行なっている医師を受診してくださいね(湿潤療法に反対している医師もいます)。

 

ハイドロコロイド絆創膏の多くは、薄いベージュ色のシール状で、貼ってもほとんど目立ちません。

そこがまたナマ脚派に安心しておすすめできるポイント。

靴ずれが治るまでは、毎日経過をみながら、傷をきれいに洗い、貼り直してください。

 

ハイドロコロイド絆創膏の欠点は、ふつうの絆創膏より値段が高いこと。
そして肌が弱いひとはかぶれやすいということ。

湿潤療法で傷を治しているのは、細胞成長因子を含んだ滲出液(体液)。
患部を潤しながら覆うことができれば、覆うものはラップでも防水フィルムでもいい。

でも、ラップじゃ見栄えが悪いですよね。

自由にカットして使える包帯タイプイオンのプライベートブランド、トップバリュは市販品でもリーズナブルです。

かゆみについては、滲出液が出ているところを避け、白色ワセリンを塗ってからパッドを貼ると、落ち着きます。

 

最後に、できるだけ靴ずれしないよう、できそうなところにあらかじめパッドを貼っておく、という予防方法もあります。
こちらはDr.ショールから専用パッドが出ています。

 

歩いていて痛くなったときの対処法、靴ずれ防止のカスタマイズ法などもご紹介していきますね。

 

では、本日もピカピカの美脚と靴で、
アドバンストな一日を。

 

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※注:余談ですが、湿潤療法で浅達性II度の火傷を治したことがあります。
約2週間で傷はほぼ治りました。痕が完全に消えるまでには1年ほどかかりましたが、半年後にはビキニが着られました。

そのときの経緯を受診したクリニックの院長先生がブログで紹介してくださいました。

そこには書かれていませんが、受傷後すぐの火傷は、てのひら大。
翌朝、水ぶくれが破れ、ラップを巻く湿潤療法に。
出張先でまさかサランラップを買うことになるとは思ってもみませんでした。
これで3日間しのぎ、病院に行ったのが受傷後4日め。

火傷や深い切り傷は早めの受診をおすすめします。

 

ナマナマしく、ややグロいですが、よければどうぞ。
ちなみに顔出しはしてません
(してもいいよ、と言ったのですが拒否されました。なぜかしら)。

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。