倉廩(そうりん)実(み)つれば則ち礼節を知り、
衣食足れば則ち栄辱を知る。
—管仲(『管子・牧民』)

 

こんにちは。
ファッション・プランナー/スタイリング・カウンセラー®の
やまだみゆきです。

 

イケア(IKEA)が、「アントワープの6人」のひとり、
ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクとコラボした
インテリアコレクションを発売することになりました。
2016年6月の発売が予定されているそうです。

 

 

詳細はまだわからないのですが、
彼のデザインの特性を考えると、
カラフルなテキスタイルとか
ユニークな家具や雑貨が期待できそうですね。

 

ひとくちにデザイナーといっても、
ファッションとインテリアでは目を配るべきポイントが違います。

デザイナーが異なるジャンルに取り組むのは、
チャレンジだし、冒険です。

 

ただ、消費者の視点では、
ファッションもインテリアもトータルに考えるのが、
“ライフスタイルをデザインする”ということです。

そう、だからこのなかに“食”も入ってくるわけね。

 

服にはお金をかけているけど、
家のなかは散らかっていて、
食事はコンビニ弁当ってバランス悪いですよね。

「うちはエンゲル係数高いの」と言うひとが
いつも同じ服を着ていたら、
やっぱりそれもバランスが悪いんじゃないかなぁ。

 

「衣・食・住」もバランスです。

 

似合う服を選ぶように、
住まいに合う家具やテキスタイルを選ぶ。
見ためにもカラフルなメニューにすると、
健康上もバランスのいいメニューになってたりします。

野菜を食べないひとのお弁当って、
茶色のおかずばっかりじゃないですか。

 

 

この「衣・食・住」の順序がおかしい、と言うひとがいる。
たしかに英語では「食・衣・住(food, clothing and shelter.)」だったり。

 

私見ですが。

 

うまれてすぐ、赤ちゃんには
おっぱい飲ませるより先に、おくるみを着せますよね。

 

あれは、体温調節のためですよね。

 

生物としてのヒト科ヒトは、
食べる前に、着るんです。

生きていくために、「衣・食・住」という順序は、
あながちテキトーなものではない気がしています。

 

スライド1だとすると、
ファッションやインテリアは、
生物として生きていくための「衣・食・住」が満たされたあとの
より快適に、より美しく、より楽しくといった、
社会的な、あるいは個人的な必要性を満たす、
とてもクリエイティブな活動だといえます。

 

すてきな服を着て、おいしいものを食べ、
整った家に住むことは、すなわち、

自分をたいせつにする、ということなんです。

 

では、本日もよい一日を。

 

photo:
http://inhalemag.com/walter-van-beirendonck-couture-push-forward-boundaries-fashion

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。