洋服において、男性の選択肢の幅は狭い。
だからこそ、女性服ほどの広がりはなくとも、その分、深みがある。
—トム・フォード

 

こんにちは。
ファッション・プランナー/スタイリング・カウンセラー®のやまだみゆきです。

 

自分クレドにも書いているように、わたしのヴィジョン、そしてミッションは、おしゃれを楽しむひとを増やして、高齢化社会をバラ色にすること。

 

そのためには、おしゃれを楽しむ女性はもちろん、パートナーである男性にも、

 

もっとおしゃれを楽しんでほしい!

 

と切に願っています。

 

トム・フォードが言うように、男性の洋服選びは女性ほど選択肢が多くありません。
だから、ルールはたったひとつだけ!

最初にいちばん大事なことを書きます。


男性がおしゃれに見える
街で着る服のコーディネートにはコツがあります。

 

それは「きっちり感とゆったり感」のバランスをとること。
そして、意識して「きっちりめ」に寄せることです。

 

「きっちり」というのは、スーツに代表される装い。
「ゆったり」というのは、いわゆるカジュアルです。

いま、市場にあふれている洋服の多くはカジュアルです。

 

おしゃれに見せるには、完全カジュアルではなく、
どこかに「きっちり感」を加えることがポイントです。

 

まわりをみまわして、

「おしゃれだな」と思う男性がいたら、

よく観察してみてください。

きっちり感とゆったり感のバランスがとれていて、ややきっちりに寄っていないでしょうか。

 

たとえば、デニムにスニーカーではなく革靴を履いているとか。

ダボダボではなく細身のセーターを着ているとか。

パーカーとデニムにジャケットを着てるとか。

ジージャンの下にシャツとネクタイとか。

 

 

窮屈な印象じゃなく、そのくらいの「きっちり」です。

大阪弁の“しゅっとした”感じ。
標準語だと“すっきりした”、“洗練された”、“垢抜けた”感じ。

それは「きっちり感とゆったり感」のバランスでつくれます。

 

きっちり100%は疲れます。
ゆったり100%は締まらない。

 

ゆったりでいいから、どこかは締める。
きっちりしたら、どこかはゆるめる。

 

和服はキホン、ゆったりですが、腰紐で着崩れしないよう、きっちり締めています。
それが本来、日本人の心身に合った着かたです。

 

洋服もその感覚で着てみませんか。

間違いなく、おしゃれ度が上がります。

 

たとえば、このかた。
デザイナーの菊池武夫さん。

 

きっちり系のベストと帽子。
コートとデニムはゆったり系だけど、デニムにはスラックスのようなタックがとってあって、ややドレッシーです。
タック入りって体型カバーにもなるんですよね。

で、靴はナイキ!

 

デザイナーだから、と言ってしまえばおしまいだけど、色はシックだし、ひとつひとつのデザインはベーシックなものばかり。
ただ、ゆったり感ときっちり感のバランスが絶妙なだけ。

 

男性のファッション(すくなくとも街を歩くスタイルね)のルールはひとつだけ。
シンプルだけど奥が深い。

 

でも、早めにスタートしておけば、“しゅっとして”、“垢抜けた”70代に!

 

ということを大前提にして、デニムの着こなしメンズ編に入ります。

 

 

では、本日もよい一日を。

 

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miyuqui yamada

講師、講演家、コンサルタントなど人前に立つ人の外見と内面を装いでイメージアップする専門家。 34年間クリエイティブ業界において、アパレル、化粧品、流通大手企業をクライアントに、広告制作・販促・編集企画のディレクターとして、数百回のプレゼンと2500名以上の成功者の取材・寄稿に関わり、「勝つ人」「成功する人」の外見に興味を持つ。92〜95年、外資系化粧品会社にて2000名以上の女性にメイクとファッションのセミナーを実施。2014年STYLE&PLAN設立。自身のプレゼン、講師経験をもとに衣装を担当したクライアントがセミナー講師コンテスト入賞・優勝を続々と果たす。その勝率は8割。「セミナー講師、服装」の検索においてはGoogle検索1位。